聞き上手なプロインタビュアーマーケター・大鹿です。
僕がサブで運営しているブログ、地元・香川県高松市の地域メディア「Re:高松」で、SEO1位を獲得できた記事が2つありました!
今回はこれを記念し(笑)、せっかくなので「地域キーワード」を狙えば検索エンジンで上位獲得は難しいことではないということを、お伝えさせていただきます。
検索エンジンで記事が上位にあればあるほど、あなたのビジネスがより多く検索され、ユーザーに認知されるチャンスが圧倒的に増えます。
実店舗など地域密着でブログ発信をされている方には特にお役に立てる内容なので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。
読み手に役立ち、満足してもらえる記事であること
SEOとはGoogleなどの検索エンジンで発見されやすい、上位に表示させるための施策。1位とは文字通り、ある検索キーワードを調べたとき、一番上に自分の記事がある状態を指します。
実際、前述の2つは「Re:高松」でもっともアクセスのある記事だったのですが、検索トップになっていたのは初めて。
たとえばあるキーワードを調べたとき、トップにある記事がクリックされる率が13.94%、2位にある記事が7.52%と、1位と2位で倍近くクリック率が異なります。(2021年.米seoClarity調べ。この順位は頻繁に変動するので参考値です)
※また、SEOの順位は日々変動するので、タイミングによっては1位ではない場合もありますし、基本的に古い情報は淘汰されていきます。
ちなみに、「5%をたいしたことがない数字」だという人もいるのですが、クリック率が5%あればかなり上々です。
とはいえ、あなたも検索ユーザーの立場に立ってみれば分かると思いますが、人間手っ取り早く一番上にある記事を読んで情報収集するものなので、1位であるにこしたことはありませんが。
一部の情報発信者には「Googleの検索順位のためだけに記事を書くなんて」と勘違いしている人がいます。
確かにかつてはGoogleのアルゴリズムに好かれる書き方で検索トップを取る手法があったようですが…現在では通用しません。
Googleはポリシーとして「読み手が満足する記事」を検索トップに引き上げます。たとえば、「ルアー選び」と検索したときにトップに表示されるのは、もっともユーザーに役に立つであろう「ルアー選び」の記事だということです。
Googleがもっとも大事にしているのは、何よりも読み手。それは、読み手にやさしい検索エンジンであればあるほどユーザーが増え、自社の収入源である広告収入が増えるから。
これ以上でもこれ以下でもない、検索のシンプルな原理原則なのです。
地域ビジネスでは徹底的に「地域キーワード」を狙う
今回、僕がSEO1位を取れていた記事も、言ってみればただのタウン情報です。
1つはとあるお店の店主さんへのインタビュー記事、もう1つはまた別のお店の体験記事。多少テクニック的なことも駆使してはいますが、基本的には読んだ人に「その場所に行ってみたい」と思ってもらえるように、丁寧に記事を書いたに過ぎません。
行ってみたいと思えるということは、役に立つ(立った)ということですよね。
僕のブログ「Re:高松」はタウン情報メディアなのですが、特に記事タイトルは意識して「高松 ◯◯」のようにエリア+業態などといった「地域キーワード」を盛り込む形で記事を書いています。
以下の記事タイトルが分かりやすいかもしれません。
これは「高松駅 骨付鳥」というキーワードで、僕の地元・香川の名物である骨付鳥のお店を探す人がいるであろうことから、『【高松駅周辺の骨付鳥専門店】地元民オススメ〜』というタイトルにしました。
検索上位に上がるためのもっとも重要な要素が記事タイトルです。
検索キーワードは読み手がGoogleに投げかける「質問」、あなたの記事は「答え」だと思ってください。タイトルには質問項目を含むようにしましょう。そして「答え」となる本文は、誰よりもあなたのターゲットの役立つ内容であること。
「あなたのターゲット」という点については後ほど詳しく触れますが、本記事のポイントは、「地域キーワード」です。
あなたが地域密着の実店舗オーナーだとしたら、あなたのお店はどのようにしてGoogle上で検索されるでしょうか? おそらく「エリア名+(あなたの)業態」または「(あなたの)業態+エリア名」であるはずです。
この「エリア業態」からなる地域キーワードを、記事を書く際には意識してタイトルに盛り込むようにしてください。繰り返しですが、質問に対する的確な答えであることが大切です。
ユーザーは何をどう調べてあなたの記事にたどり着くか? これを逆算して記事のタイトルを考えることが、ブログ発信で検索エンジン上位を獲得するための王道なのです。
たった一人にターゲットを絞って書くこと
さて、「あなたの」ターゲットに向けて書くというのもキモで、万人に向けて書く必要はありません。あなたのビジネスを利用してもらいたい、理想のお客様に向けて書くということが大事です。
極論、たった一人の優良顧客をイメージして書くくらいでもOKです。よく利用してくれる常連さんなどですね。むしろ、それくらい絞り込んだ方が、あなた自身記事を書きやすいかもしれません。
たとえ同じような記事の内容でも、目を向けるターゲットによって情報の難易度や説明の仕方といったものが変わってくるはずです。
「釣りのスポット選び」に関する記事を書くにも、釣りの初心者と、そこそこの中級者に向けて書く記事とでは内容が異なりますよね?
ここで「中級者」にターゲットを絞り込むことで、「釣りのスポット選びに悩んでいる全ユーザー」から「釣りのスポット選びに悩んでいる中級者」にマーケットが狭まり、それだけあなたの記事が検索エンジンで上位になるチャンスが高まるのです。
たとえば極端ですが、「高松のバス釣りスポット5選! 中級者以上に勧めたい穴場を大公開」といった記事があれば、釣り中級者は強く興味を引かれるはずです。
コツは、目の前に映像が浮かぶほど「誰?」の部分がハッキリしていることです。あなたが情報を、ひいては自社のサービスを届けたいのは誰ですか?
まとめ
ブログで検索エンジン上位を狙うための秘訣は、ユーザーの検索=質問に、いかに適切に答えるか? です。
そのためにはあなたの記事のターゲットとなるユーザーの素性やレベル、悩みなどを特定し、それに対して徹底的に役に立つだけです。
そういった意味ではユーザーの知りたいことをリサーチするというのがキモといわれますし、小手先のテクニックもさまざまありますが、基本を落としてはNGです。
あなたのユーザーを特定するためのメソッドとして、今回お伝えした「地域キーワード」という考え方は生かせると思いますので、ぜひ意識して、今後のブログ発信に役立ててみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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