文章がうまく書けるようになりたいあなたへ伝える4つの処方箋

ご覧いただきありがとうございます。マーケティングコンサルタントの大鹿です。

誰でもどこでもいつからでも、才能を100%発揮するためのお手伝いをしています。

毎日文章を書いていると、よく人からこんなことをいわれます。

「文章がスラスラ書けるようになる方法はなんですか?」と。

結論からいうと「そんな都合よくサラッとうまくなる方法なんてないよ!」といいたいところなのですが(苦笑)、正しい練習の仕方はあります。

そこで今回は、特効薬ではありませんが、続ければ必ず文章が上達する4つのポイントをお伝えさせていただきます。

僕自身が試して良かったことや起業家の先輩方が実践されていることなので、自信を持って太鼓判を押せます。 一歩一歩着実に、粘り強く努力できる方は必ず上達効果が現れますよ〜。

それでは最後までお楽しみください。

目次

分量が短くてもいいから毎日書く

これは両方やってみたからこそ分かることなのですが、ボリュームのある文章を3日〜1週間に1回書くより、分量は短くてもいいので毎日書くことをオススメします。

イメージ的には、筋力維持と同じ。

1週間に1回ジムに行って鍛えるより(それも我流で)、5分10分でも毎日ウォーキングなり筋トレなりをしたほうが体が習慣を覚えますよね。

僕はそれこそ20代の頃は編集者をしていて職業柄「書くこと」が仕事だったのですが、5年以上ブランクがあるともう体が覚えてない(汗)。

ブログを始めた頃も、きっちり書こうとするあまり時間がかかりすぎて、1記事仕上げたらまた数日空く。また書き始めたら感覚を取り戻すのに四苦八苦する。そんな苦労の繰り返しだったことを覚えています。

それに、書いた文章が人にどう受け取られるかは技術のうまい下手ではなく視点や切り口、ユーモアによるところが大きいです。それらは書いて表現し続けないことには磨かれません。

検索エンジンの評価を狙うならそれなりのボリューム確保が必要ですが、「文章がうまくなる」「伝える力を身につける」ことが目的であれば書き続けることが重要です。

まずはグッとハードルを下げて、自分が続けられるボリュームからはじめてみるのが無理がなくていいですね。

発信をすれば多かれ少なかれ必ず反応が返ってきます。「もっと伝わりやすくするにはどうすればいいか?」試行錯誤しているうちに表現の改善や論理的な構成を考えるようになります。

続ければ続けるだけ自分の文章が上達するのが分かっていく感覚は、ひとしおのものですよ。というわけで、何の芸もないですが「まず書け」というのが最初にクリアすべきポイントです(笑)。

文章の型を覚える

文章の「型」というものがあります。

  • PREP法(結論から先に書いて根拠を補う)
  • 新PASONAの法則(コピーライティングの基本)
  • QUESTの法則(英語圏でメジャーなコピーライティングの法則)

そのほかにいくつも存在します。検索エンジンで「文章 型」などと調べればヒットするのでぜひ調べてみてください。

これらは“枠組み”をキッチリ守ってなぞるように書いていけばそれなりに体裁の整った文章になるので、活用するといいと思います。ただし、見て覚えたからといって、スラスラ書けるわけではないことは覚えておいてくださいね。

使わなければ、ただの宝の持ち腐れです(汗)。

これから自分の文章を磨きたいという方に個人的に推奨したいのは、「4つの学習タイプ」を使った書き方です。

「4つの学習タイプ」とは、人間は一番強く知りたい物事が4つに分かれるというものです。

  • Why?(なぜタイプ=ある事柄にまつわる理由や背景を一番に知りたい)
  • What?(なにタイプ=ある事柄の概略やメカニズムを一番に知りたい)
  • How?(どうやってタイプ=ある事柄のやり方をステップバイステップで知りたい)
  • What if?(もしやればどうなるタイプ=ある事柄を通して得られる結果・未来を知りたい)

自分の身に置き換えてみてください。あなたは何から先に知りたいタイプですか? ちなみに僕は、なにタイプだと自分を認識しています。

これらは各々のタイプだけに特化している、というわけではありません。メカニズムを知ればその背景ややり方も知りたいし、やり方を知ればそれを通してどんな結果が得られるのか? 知りたいものですよね。

一番に知りたいものはあれど、バランスで成り立っていると考えればいいです。ですから上で書いた順番通り、

Why?→What?→How?→What if?

  1. なぜこの文章を読む必要があって(理由)
  2. それはどういうことで(概略)
  3. どういうステップでやれば上手にやることができて(やり方)
  4. やると私(読み手)はどうなれるのか(結果)

この順序に従って書けば、論理的に筋の通って納得感を与えられる文章になります。ぜひ活用してみてくださいね。

上手な人の文章を写経する

何も参照するものがなければ、そもそも文章を書きづらいこともあると思います。そんなお悩みに効果的なのが、写経です。

文字通り、「この人のように上手に書きたい!」という人の文章を書き写します。

憧れの作家、よく記事を読んでいるブロガーさん、ついつい引き込まれて広告文を読んでしまうコピーライターの方などなど。文章をモデリングして自分に乗り移らせるようなイメージを持っていただくといいです。

ただし誰でもいいというわけでなく、コピーライティングがうまくなりたければコピーライター、Web記事がうまくなりたければWebライターやブロガーなど、「目的」を持って対象をモデリングすることが重要です。

僕はかれこれ1年半、コピーライティングの勉強のために毎朝30分程度、写経を続けています。はじめはただ追いかけるだけで必死でしたが、徐々に広告文の書き方や構成などが分かってきました。

すると、「こういう場面ではあの人のあの表現をマネしてみよう」といったことがふとした瞬間、頭に浮かぶようになります。不思議なものですが。前述のように「型」を自分の中にインプットしておくと、より定着が加速します!

いろんな方法を試してみていえることは、なんだかんだいって、文章がうまくなるには写経が一番の近道です。文章の引き出しが増えますから。

ですから、「時間がかかってもいいから、着実に文章力をつけたい」という方には「写経してください」とお伝えするようにしています。

僕は先輩起業家さんから薦められて、やはりその効果を実感しています。信じるか信じないかは、あなた次第ですが(笑)。

ちなみにテキストデータで書き写すのではなく、面倒かもしれませんが直にノートなどに書き起こすようにしましょう。感覚的なものですけれど、両方試してみてより定着感が強いのはアナログなやり方のほうでした。

日記を書く

この見出しを見た途端、「は? 日記?」と怪訝な表情を浮かべたあなたの顔が思い浮かびます(苦笑)。

でも、なにも記事や投稿分を書いて発信することだけが文章の練習ではないんですよ。

覚えていますか? 先ほどサラッと、「文章が人にどう受け取られるかは技術のうまい下手ではなく視点や切り口、ユーモアによる」とお伝えしました。

視点・切り口・ユーモア力を高めていくには、自分の伝えたいことをアウトプットする作業が大切です。

あなたの考えていることを考えたまま頭に留めるのではなく、日記を使ってどんどん自分の外側にはき出していく。その日思ったこと・得たこと・イライラ・教訓、なんでもいいと思います。

アウトプットを繰り返すことで、頭の中にある考えと手先の表現がみるみる同期されていきます。「伝えたいことを上手に伝えられない」というジレンマも、きっと解消されるでしょう。

1日の終わりに日記をつけるもよし。また日記とは若干違うかもしれませんが「モーニングページ」という習慣も頭がスッキリする効果があっていいと聞きます。(短期間だけやってみたことがありますが頭の目覚ましにもいいですねww)

モーニングページ…毎朝30分、3ページにわたってそのとき考えていることをノートに書く習慣。詳しくは検索してみてください。

日記に書き留めたことが情報発信のコンテンツに変わることもあるので、効率的でもありますよ。

まとめ

今回は、文章が着実に上達するための4つのポイントについて、僕自身の経験を交えてお伝えさせていただきました。

改めて要点をまとめると、

文章がうまくなる4つの方法

  • 分量が短くてもいいから毎日書くこと
  • 文章の型を覚えること
  • 上手な人の文章を写経すること
  • 日記を書くこと

なお、文章をうまく書こうとするあまり、萎縮して書けなくなってしまうというお悩みもよくお聞きします。

もしあなたがそうであれば、画面の向こう側にいる人との対話を楽しむくらいの感覚でOK。

広告の巨匠で世界的なコピーライターのデイヴィッド・オグルヴィは著書『ある広告人の告白』

「ディナーパーティーで隣に座った女性に話しかけるように書くこと」

と後世に残してくれています。繰り返しますが、文章の上手い下手は自分ではなく読む人が決めること。いくら技術を磨いても、相手に伝わらなければ意味がありませんから。

あ、あなたが女性なら隣に座った男性のつもりで書いてね。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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