Googleマイビジネスのインサイト活用を一歩踏み込んで解説! 集客データを分析するポイントは?

香川県高松市を拠点に、「地域集客サポーター」として活動している大鹿です。

地域の店舗オーナー様に向けて、集客効果が出るGoogleマイビジネスの活用方法(MEO対策)をお伝えしております。

さて、マイビジネスを活用していて、

「写真のアップや投稿をまずまず行っているけど、集客効果が出ているのか実感できない」

という方は多いのでは?

あるいは、

「データが見れるのは知っているけど、専門的すぎて、何をどう指標にすればいいか分からない」

というお悩みもありそうですね。

本記事では、マイビジネスの機能「インサイト」を使って、集客データを分析する方法を詳しく解説!

お読みいただければ、データの見るべきポイントと、集客がうまくいっているのかどうかが、分かるようになります。

大鹿

なお、インサイトの基礎知識については、以下の2記事を併せてご覧ください!

目次

スマホアプリの方が必要なデータを見やすい

インサイトは顧客分析に使えるマイビジネスの機能で、PCでも、無料のスマホアプリでも利用できます。

今回は、

  • 特に「集客」の指標となるデータを参照することができる
  • 飲食店など多忙な業態でも、隙間時間でチェックできる

という理由と利便性から、スマホアプリを活用してみましょう。

※当然、PCでも同じデータは見られるのでご安心を。

閲覧数・検索数・アクティビティ数の違い

Googleマイビジネスのスマホアプリを開くと、「ホーム」というタブのトップに、

  • 閲覧数
  • 検索数
  • アクティビティ数

という3つの項目が表示されます。

これらが「インサイト」において、まず見るべき指標になります。

(PCでは、管理画面に「インサイト」という項目があります。以下)

3つの指標を大雑把にご説明すると、

閲覧数

ユーザーが現在地周辺のお店を調べていて、スマホの(ないしPCの)「画面」に、あなたお店が表示された数。

検索数

ユーザーがあなたのお店を「検索」によって発見した数。

アクティビティ数

あなたのお店を発見したユーザーが、なんらかの行動を起こした数。(HPへのアクセス、電話による問い合わせ、Googleマップによるルート検索など)


後述しますが、このうち重要となるのが「検索数」「アクティビティ数」です。

あなたのお店を「検索」によって探してもらわなければいけないですし、来店につながる「行動」をしてもらわないと、意味がありませんよね。


この2項目の数字を日々チェックすることで、集客効果が出ているのか? いないのか?を正しく把握することができます。

閲覧数

閲覧数は検索数・アクティビティ数ほど重要ではありませんが、用語理解として、ご説明しておきますね。

閲覧数は、下記2つに大別されます。

  • 検索経由の閲覧数
  • マップ経由の閲覧数

「検索経由の閲覧数」では、以下の画像のように、Googleの検索画面で「○○市 エリア 居酒屋」のように検索したときにあなたのお店が入っていたら、+1とカウントされます。

「マップ経由の閲覧数」では、以下の画像のように、Googleマップで「○○市 エリア 居酒屋」のように検索したときにあなたのお店が入っていたら、+1とカウントされます。

このように、ユーザーがあなたのお店だけを目的にしていない場合が多いため、集客の指標としては重要ではありません。

ただし、あなたのお店があるエリアが、「ユーザーからどれくらい関心を持たれているのか」という指標にはなるので、数値が高いに越したことはないですね。

検索数(分析のポイント1)

検索数は、文字通り、あなたのお店が「探された」履歴。

大別すると、

  • 直接(検索数)
  • 関接(検索数)

の2つで構成されます。


「直接」(検索数)は、GoogleまたはGoogleマップで、あなたのお店の名前や住所を入力して検索された数。

大鹿

いわば、指名数です。


対して「関接」(検索数)は、「業種」「商品・サービス」で検索した結果、あなたのお店の情報を詳しく調べた数。

「○○市 エリア 居酒屋」であったり、「○○市 美容室」「○○市 エリア タイヤ交換」のように、キーワード経由であなたのお店にたどり着いた指標です。

スマホアプリの「レポートを表示」という部分をタップすると、

「ユーザーがあなたのビジネスを検索した方法」で、直接・関節の比率が表示されます。

「直接」はあなたのお店を検索すると“あらかじめ決めていて”調べた数、「関節」は比較検討の結果、あなたのお店を調べて数、となりますよね。

大鹿

店舗オーナーとしては、他店との比較検討の結果ではなく、「指名」で選ばれたいはずです。

他店との競争にさらされない、オンリーワンの価値を高めるためにも、「直接」(検索数)の比率を高めていくことが、集客において重要な指標の1つになります。

「直接」(検索数)を高めていくためのポイントは、以下の記事でお伝えしています。

アクティビティ数(分析のポイント2)

いくら検索をされても、来店まで行動を起こしてもらわないと、集客にはつながりません。

実際に来店したかどうかまでは分からないものの、お客様の行動を測るうえで指標となるのが、アクティビティ数です。

アクティビティ数は、以下の4つのデータがあります。

  • ウェブサイトへのアクセス
  • 通話
  • 写真の閲覧
  • マップでのルート検索

「過去28日間のパフォーマンス」であることに着目してください。
つまり、ほぼ前月との比較データというわけです。

季節指数こそあるものの、前月より今月の数字が高いに越したことはないですよね。

「ウェブサイトの閲覧」「写真の閲覧」は、最寄りにいなくてもできるので、集客というより、【どれだけ関心を持たれているか】の指標と考えるといいです。

大鹿

なお、「写真の閲覧」は僕の経験上、写真の点数を増やせば増やすほど伸びます。つまり、写真の点数が増える=あなたのお店への関心が高まるということ!

大切になるのは、「通話」「マップでのルート検索」の2つ。


通話は、あなたのお店の所在地や営業時間などを「念のため確認する問い合わせ」である可能性が高いですよね。

かなり来店する気になっている人の指標といえます。

一方のルート検索も、やはり行き方を調べているわけなので、来店する可能性が高い。

つまりこの2つ、「通話」「マップでのルート検索」の数字が継続して高いということが、「集客効果が出ている」証といえます。

大鹿

「継続して高い」ということもポイントです。過去28日間との比較ですから、ある日だけがずば抜けて高くても意味がありません。

検索数とアクティビティ数が重要

ここまで解説してきたように、集客効果を測るうえでは、検索数とアクティビティ数が重要になります。

この2つの項目が連動して高まっている必要があり、たとえば、

検索数は高いけどアクティビティ数が低い(検索はされているのに、来店につながっていない)

ようなことになっていると、来店クーポンを設けるなど、来店を増やすための仕掛けが必要になるわけです。

来店数を高めていくための施策については、以下の記事でお伝えしています。

まとめ

Googleマイビジネスのインサイトで表示されるのが、3つの指標

  • 閲覧数
  • 検索数
  • アクティビティ数

このうち、「検索数」「アクティビティ数」が集客の指標となり、

  • 検索数の「直接」比率が高い
  • アクティビティ数の「通話」「マップでのルート検索」が高い

ことが、「集客効果が出ている状態」であるとお伝えさせていただきました。


まず、インサイトを利用して、あなたの日々の運用が集客につながっているのか、チェックしてみてくださいね。

先でもご説明させていただいたように、これらは「その日と過去28日との比較」ですから、継続して高い数値がキープできて、やっと集客効果が出ているといえます。

スマホアプリなら隙間時間でチェックできると思いますので、毎日目で見て把握されることをオススメします。

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