【ひとり起業の考え方】まず自分を知ること

香川県高松市を拠点に、Web販促コンサルタントとして活動している大鹿です。

僕は2021年10月に起業をしました。起業前に現在のメンターのもとで取り組んだのが、まず自分を知ること。

自分って何? と真正面から問われて、あなたは答えられますか?

過去のキャリアを履歴書のごとく答えられたとしても、「自分という人間は何者か?」という根源的な問いに答えるのは、案外難しいと思います。

しかし、起業して自社の商品を売ろうと思ったら「信用」というものが必要で、人と人との間に信用を築くためには、自分自身のアイデンティティを同時に売ることになります。

今回は起業にあたり、僕が取り組んだことをシェアさせていただくので、自分を知るためのヒントにしていただけるとうれしいです。

目次

自分のことが一番分からない

人間観察が好きで他人のことがよく見える人でも、自分自身のことは分からないものです。

これまでに培ってきたキャリアやスキルはともかく、自分が何を大切にしていて(価値観)、何を目指しているのか(未来)をズバッと答えることは難しい。

いや、答えられはするんです。「家族を大切にしたい」とか、「世界一周旅行をしたい」とか。でもそれって、たいていは誰かから借りてきた言葉が元になっていて、自分が心から達成したいこととはズレがある場合があります。

自分の内なる部分は、何を隠そう自身の人生観のうえに成り立つものだから、個別具体的なものになるはずです。家族をどのように大切にしてどんな生活を実現させたいのか? どういうきっかけがあったから世界一周旅行をしたくて、それによって何を得たいのか?

人それぞれ、目的は異なるはずですよね。だけど普段そんなことを深く考えもしないものだから、自分のことは分からなくて当然。自分を掘り下げるのは時間がかかるのです。

アウトプットしてみる

自分を知るためにやるべきことの1つが、しっかり時間を取って心の内をアウトプットすることです。自分の価値観と目指す未来を、書き出します。

ただ「書き出せ」とだけ言われても難しいと思うので、ヒントを。「お金」「仕事」「日々の生活」「人間関係」「健康」の5つの切り口で、自分の価値観と目指す未来をアウトプットしてみるといいです。

僕の場合はアウトプットにあたり、「やりたくないこと」を書き出しました。

人間は手に入れたい気持ちより、嫌なことを避けたいという気持ちの方が強いといわれています。「やりたくないこと」の裏返しが本当のやりたいことであるはずだから、10日で300個ほどの項目を書き出しました。脳に汗をかくような苦行でしたが(苦笑)。

自分の「過去最高の体験」と「過去最低の体験」を洗い出してみるのもオススメです。過去最高は自分が心からワクワクできる核(コア)に、過去最低は避けたい教訓になるから。

僕の場合は過去最高の体験を振り返ることが、大きな転機になったと感じています。

地元・高松にUターンしてきた日に見た、美しい瀬戸内海の風景。ヒト・モノ・コトのあるべき美しい姿を残す。そのために、自分が培ってきた「書くこと」であったり、マーケティングの知識を生かしたい。

子どもの頃に抱いていた原風景から大人になって今までの歴史が、1本の線でつながったような感覚を覚えました。そうすると、「やりたくないこと」もスラスラ浮かんでくるようになって。

これからやってみたいことはいろいろありますが、「あるべき美しい姿を残す」という自分本来の価値観に沿うものかどうか? を判断基準にしています。

あなた本来の価値観と目指す未来はなんでしょうか?

上で紹介した2つのフレームワークは別記事を書いているので、併せてぜひ読んでみてください。自分の行き先を照らしてくれる指針が、きっと見つかるでしょう。

他人を通して自分を知る

他人は自分のことを映す鏡のようなもの。

自分では思ってもみなかったことが他人にとっての自分であったり、他人の言葉を通して自分とは何か? に気づいたりすることはありませんか?

僕の肌感覚ですが、自分自身の認識と、他人が自分について感じている認識はたいてい違うものなんじゃないかと思います。

昔から知っている人と最近知り合った人でもまた自分に対して抱いている印象が異なるので、聞くことのできる機会があれば聞いてみるといいですね。

「ブランド」という言葉がありますよね。ラグジュアリー市場でいう、エルメスやグッチやフェラーリとか。ブランドはまさに、人がその対象に対して抱いているイメージが、一定の方向性を持って形作られるものです。

決して、自分で作ろうと仕向けてできるものではありません。一貫する美学やアイデンティーがあるから、「それ」じゃなくてもいいはずなのに、わざわざ人はブランドを選ぶようになる。

人の頭のなかに憧れや共感できるものが醸成されているために。

自分自身の個性も、ブランドと近しいものです。自分の印象は決して自分が決めるものではなく、他人が決めるもの。

何気ない会話のなかでいいと思います。自分の認識と他人の認識にズレがないかを知るために、「自分ってどんな人間?」と聞いてみるといいでしょう。

自分にとっての「カルピスの原液」は何か?

冒頭で「自分自身のアイデンティティを売る」と書きました。

これはとても大切な考え方だと僕は思っていて、たとえば電気屋さんをしているからといって、それだけしか売ってはいけないなどという法律はありません。冷蔵庫を買いに来たお客様が食べ過ぎによる肥満に悩んでいたら、ダイエットサプリを提案してもいい。

仕事の判断基準を「業種」で区切るのではなく、「価値観に沿うかどうか」にすると、ビジネスがもっと広がるんじゃないかと思います。

たとえば僕はWebが専門ではありますが、自分の目指しているのは地元の地域活性化です。地域活性につながることなら、人手に困っている企業と求職者をマッチングさせたり、地元食材を使った飲食店を開いたりといったことも視野にはあります。

この「照らし合わせるべき価値観」を、僕は「カルピスの原液」と学びました。カルピスの原液は水に溶かせばカルピスウォーターになり、炭酸水に混ぜ合わせればカルピスサイダーになり、お酒と合わせればカルピスサワーなどになります。

自分の核(コア)となるアイデンティティを言語化できていれば、ビジネスのチャンスは無限に広がり、なおかつ自分らしいものになります。

1つの業種やサービスにとどまらない、あなたにしか表現できない「カルピスの原液」はなんでしょうか?

これを言語化するためにも、先ほどご紹介した「やりたくないこと」「過去最高の体験と過去最低の体験を洗い出すこと」はとても有効なフレームワークになりますよ。

まとめ

自分のことは考えても考えても足りないものですし、誰かの言葉を通して、また新たな自己を知ることばかりです。それだけ人間には可能性が眠っていて、また1つまた1つと表に出る機会を待っているのではないでしょうか。

そう考えると、人間って一生成長できる生き物ですね。

今回のまとめ

  • 自分では自分のことは分からないもの。いま認識している自分は、まだまだ掘り下げが足りない
  • だから自分についてアウトプットしたり、他人に自分の印象を聞くことが大切
  • 自分にとっての「カルピスの原液」を言語化することで、ビジネスチャンスは無限に生まれる

なぜ自分を知ることが必要なのかというと、仕事は人と人との信用から生まれるものだからです。ものではなく自分を売る。だからこそまず、自分を知ることが大事です。

今回お伝えしたことが、起業前後のあなたにとって、お役に立つ内容であれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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