知ってほしけりゃ目立ってナンボ。しかし戦略的に!

特に起業初期は集客以前に認知、つまり知ってもらうことに時間を使いました。今も認知活動は欠かせないアクションです。

なぜ認知が大切かと言うと、どんな人間かわからない、信用もない人間にいきなり仕事などやってこないからです。当たり前と言えば当たり前ですよね。

認知活動を進めていく上で大事なのは、とにかく目立つこと。ただし何でもやればいいと言うことではなく、今回お伝えするように戦略的に取り組む必要があります。

目次

他の人とは「超」違ったことを

僕が起業した当初は、少なくとも地元ではブログで毎日情報発信をしている人はほとんどいませんでした。

今もそうですが、世の中はSNS全盛の時代。誰もがSNSをやっていましたが、渋くブログをやっている人はたいしていない状況でした。

僕もSNSの発信には取り組んでいたけれど、それだけでは埋もれてしまいます。書くことが好きだったと言うこともあり、来る日も来る日もブログを書き続けました。

もちろんブログだけをやっていたわけではありませんが、60日、90日とブログを毎日更新し続けることで、出会った人から「すごいね」と言っていただく機会が増え、自分の信用構築につながっていきました。

「ブログをやたらやっている人」と言うブランディングにつながっていったのです。

手段が何でも良かったと言うわけでは決してありません。自分が苦もなくできて、他の人にはできないこと、なおかつ、凄みとして見せつけられるのがブログでした。

ただ他の人と違うことをやるのではなく、いかに「超」違うことができるか。そこまでやれば嫌でも目立ちます。

セミナー活動を始めた時も、地元ではそもそもプレイヤーが少なかったです。

最初は知り合い2人から始めて、多い時は週に2,3回開催し、その様子をSNSで発信していたら、徐々に外部からも声がかかるようになってきました。そのおかげで、今ではセミナー講師と言うポジションを獲得できています。

みんな「やればいい」と思っていても、面倒な事はやらないのです。それが人間の本質ですから。

そんな他人がやらないことに、いかに戦略的に「超」取り組んでいくか。それが信用がなくても頭1つ抜けていくための結果的な早道になります。

大なり小なり脳内を「独占」する

人は圧倒的な1番が好きです。1番=安心で外しがないからです。

知らない旅先で食事をしようと思ったら、Googleで「ラーメン」と調べてとりあえずランキングが1位のお店をチェックするはずです。やはり外したくないから。

どんな小さな分野でもいいと思います。大なり小なり独占を意識して行動していけば、人の頭の中に「〇〇と言えばあの人」と言う印象が作られていきます。

そして、その「あの人」と言う印象をいくつも積み重ねて行けば行くほど、独占領域が増えていきます。

僕の場合、初めてお会いする人には、コピーライターと名乗るようにしています。コピーライターだけやっているわけではやいのですが、言葉の専門家と言うわかりやすい印象を与えることができるからです。

コピーライターと言う肩書きで脳内をこじ開けて、「コピーのセミナーもしている」「広告も作っている」「コワーキングスペースの運営している」など印象を幾重にも積み重ねることで、大鹿と言うトータルな人間像に変えていく。そんな作戦です(笑)。

そのおかげで、「コピーライターと言えば、この人」「キャッチコピーの先生と言えば、この人」と言うブランディングに変わってきていることを手ごたえとして感じています。

これは何も、肩書だけに限ったことではありません。趣味でもいいし、地域活動でもいい。僕の知り合いには、オリジナルのTシャツを作り、自ら毎日それを着て自分を宣伝している人もいます。しつこくやっていればいやでも覚えるんですよね。これも脳内独占です。

1つの切り口では独占領域が少なくても、他の人がやらないことや面白いことをしていれば、多面的に自分を知ってもらうことができます。頭を柔軟にして、「何なら独占できるのか」を考えていきたいものですね。

時間を使ってくれたら勝ち!

脳内を独占すると言う事は、イコール「人に時間を使ってもらう」と言うことです。もっと簡単に言うと、自分のことを考えてもらう時間を増やすと言うことです。

テレビコマーシャルと同じです。今この記事を書いている時点で、秋の風物詩であるマクドナルドの月見バーガーが大々的に宣伝されています。

1回のCMでは「また今年も月見の季節か」と言うだけでも、何度も繰り返し目にして誰かから「月見バーガーがおいしかった」と言う話を聞こうものなら、自分も食べてみたくなりませんか?

これもまさに、考えてもらう時間を増やすためのアクションと言うわけです。

先ほど、「多面的に独占領域を増やそう」と書きましたが、朝も昼も夜も僕たちのことを考えてくれるような施策を取ることができれば、必ず仕事につながっていきます。

自分について考えてもらう時間を増やすためには、人の悩みを解決したり、役に立つことを発信することが大切です。「毎日同じようなランチで飽き飽き」と言う悩みに対し、月見バーガーと言う今しか食べられない選択肢を提供するからこそ、人は食べたくなるわけです。

洗脳と言うと聞こえが悪いかもしれませんが、あなたの見込み客に対し、「超」忘れられないくらいしつこく発信をしていく。しつこい=悪印象と考えがちだけれど、自分にとって有益な情報は、鬱陶しさを感じないはずです。あなた自身そうではありませんか?

何をどういう風に伝えていけば人に時間を使ってもらえるのか、戦略的に考えてみてはいかがでしょう。

嫌われることもブランディング

「知ってもらってなんぼ」と言う話をすると、出る杭は打たれるというか、「目立ちすぎて叩かれる」ことを心配する人もいます。

僕は「叩くやつなんか放っておけ」と言うスタンスです。なぜなら、アンチが出てくると言う事はちゃんと目立っていると言うことの表れでもあるから。

すべての人に好かれることはできません。また、誰にでもいい顔をして八方美人を演じてしまうと、今度は誰にも刺さらなくなります。

嫌われることも立派なブランディングです。嫌われていると言う事は、一方でとても支持されているということでもあります。

自分を支持してくれる人を大事にして、小さくてもいいからコミュニティを作っていくこと。それが「選ばれる」ことに変わっていくのだと実感しています。僕自身、まだまだこれからですけどね。

NGなのは、人の陰口を言ったり、一つ一つの仕事に真剣に取り組まなかったりといった人間的なイタさを露呈させることです。

これはブランディングなどではなく、単に嫌われる言動です。当然、公序良俗を犯すこともアウト。

謙虚に真剣に、自分のやりたいことに向かって行動できる人の方が少ないです。

そもそも、関係のない他人に時間を使うほど僕たちは暇ではありませんよね? 人をやっかむ人間は、相手がうらやましいのかもしれません。

とことん突き抜けた方が、アンチも出てくるかもしれませんがきっとそのぶん、届く人にはしっかり熱量が伝わります! あなたはあなたが役に立てることに全力投球していきましょう。

叩くやつなんかそう、放っておいて。

まとめ

今事業をされて成功している人たちが、企業初期にどれだけの認知活動をしてきたのかと考えると、頭が下がる思いです。

また、現在は情報過多な世の中で、選ばれる事はどんどん難しくなっています。

マイナスのイメージではなく、過激なこと、突き抜けた事をやってちょうどいいくらいなのかもしれません。そのためには、やれば、何でもいいと言うことではなく、戦略的な取り組みが必要になってくると思います。

繰り返しますが、面倒なことほど人はやろうとしません。楽な手段があふれている今、よりその傾向が加速しているようにも感じます。

だからこそ、自分ができることと、他人ができないこと、またはやろうとしない事を客観的に整理してみてはいかがでしょうか。

今回のまとめ

  • 「超」がつくほどの取り組みが頭1つ抜けるための早道
  • 小さな分野でもいいから、いくつもの領域で脳内を独占し、人に時間を割いてもらうべし
  • 悪目立ちすると叩かれるかもしれないが、嫌われることも立派なブランディング

実はこの話は、まさに記事を書いている前日に「起業前にどんなことをしていけばいいのか」と言う話題に触れて考えたことです。

中途半端なことをしていては埋もれてしまいます。控えめになって埋もれてしまっては結局苦労しますし、仕事が長続きしないと思います。

残酷なようですが、人は他人に無関心です。悪目立ちするくらいでちょうど良い。思い切って振り切ってみて下さい。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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