お客様に選ばれる「理由」を作る〜ブランディングのはじめの一歩〜

香川県高松市を拠点に、「地域集客サポーター」として活動している大鹿です。

今回は、お客様に選ばれるお店になるための、ブランディングの考え方をお伝えします。

新型コロナの影響で外出が抑制されるなか、お店を訪れるべき強い理由がないと、なかなか集客ができなくなっているのが現実。

そこで、お客様に選ばれる理由作り=つまりブランディングが重要になるわけですが、この言葉を聞くと、

  • コンセプトを明確にし、差別化すること
  • お客様に認知し続けてもらうこと
  • 顧客満足度を高めること

などなどが大切だ、と当たり障りなーく耳にしませんか?

お店の店主

あるある。理解はできるんだけど、自分のお店にどう落とし込んだらいいの?

そう…まさにそうなんです。これらは方法論であって、その前段階にあたるブランドの考え方そのものについては、案外語られていないものなんですよね。

本記事では、ブランディングのはじめの一歩ともいうべき内容をシェアさせていただくので、ぜひ今日からでも、取り入れていただければと思います!

目次

今だからこそ、ブランディングが重要な理由

新型コロナの影響もあり、「ふらっと街に出て、あれこれ見て回って、入りたいお店を探す」ということが、グッと少なくなりました。

あれこれ出歩くのは不安だから、確実に自分を安心させてくれる場所を、お客様はお店に求めているように思います。

こういう時代になってくると、「訪れる理由」「行くべき理由」を発信できるお店は生き残り、そうじゃないお店は淘汰されてしまう。

だからこそ、今まで以上に理由を作る=ブランドを作ることを意識していかないと、事業が立ち行かなくなる危険さえあります。

お店の店主

要はお店のコンセプトってこと? あるよ、『どこよりも質のいいものを、お買い求めやすく』っていうのが。

そこ。実はそこのピントが少しズレている可能性があるんです。

言葉尻こそ違うけど、どこかから借りてきたような言葉が“なんとなく”コンセプトになっていたり、お店として目指すことのなかに、“本当はやりたくないこと”が含まれていたり。

たとえば、Apple製品を思い浮かべてみてください。

本気で「テクノロジーで世界を変えたい」という意思であったり、創業者の故スティーブ・ジョブズの信念そのものだったりが、Appleの唯一無二のブランドになっていますよね。

大鹿

事実、iPodやiPhoneによって生活スタイルをガラッと変えました。

ブランドは信念や想いであり、コンセプトはそれを実現するための戦略、と考えていただければいいと思います。

では、あなたの、あなたのお店の信念や想いは?

やりたいことじゃなく、やりたくないことは何?

たとえば、先に挙げた『どこよりも質のいいものを、お買い求めやすく』がお店のコンセプトだとすると、「なぜ?」こういう戦略に至ったのか。

  • お客様の喜ぶ顔が見たい
  • ビジネスで地域貢献がしたい
  • 街で一番頼られるお店になりたい

など、本来は大切にしたい信念・想いがある(あった)はずです。これが、ビジネスを通してやりたいことだったはず。

お店の店主

ビジネスを通してやりたいことや貢献したいことを、改めて明確にするということ?

そうです。でも…その信念・想いに、“本当はやりたくないこと”が含まれているかもしれない。

『どこよりも質のいいものを、お買い求めやすく』というけど、お客様が喜ぶ顔が見たいわけであって、「安く売りたい」わけじゃない。

大鹿

ビジネスをする以上、利益を追い求めるべきですからね。

やりたいことを洗い出そうとすると、そのやりたいことを実現するために、“本当はやりたくないこと”を含んでしまうという矛盾が生まれます。

すると、コンセプト=戦略に落とし込む段階で角が取れたような形になり、ありきたりになってしまう。自分である理由が作れない。

だから、発想を180度転換して、やりたくないことを出してみてください。そうすれば、反作用的に、“本当にやりたいこと”が出てきます。

僕も、起業する前に人から教わって、徹底的にやりたくないことを1つひとつポストイットに書き出してみました。

「2週間で1,000個やりたくないことを書き出そう」といわれましたが、無理でした。1,000個出すのは本当に難しい。正直、勢いがあったのは50個くらいまででで、300個出すのが限界でした^^;

そうした苦行を乗り越えて出てきたのが(笑)、本記事サイドバーの僕のプロフィールにある「関わる人の大切にしているモノ・コトを形にする」でした。

(僕は書くことを長く仕事にしてきたので、『形にする』というキーワードがしっくりきました)

来て欲しくない人・付き合いたくない人も決める

このやりたくないこと、書き出すうちに1つ、つかんだ切り口があります。

「人」「仕事」「生活」「健康」「お金」というジャンルで、区分けすることです。

特に僕は、起業してどんな人に対して価値提供ができるか? という点が焦点だったので、「来て欲しくない人像」は徹底的に書き出していきました。

おそらくあなたも、本当に来て欲しいお客様像があるからこそ、「こういう人には来て欲しくない」という想いがあるはずです。

たとえば、『お買い求めやすく』商品を提供するのはいいことかもしれないけど、常に安さ目的でものを買いに来る人は、やっぱり快く思わないですよね?

もしかしたらあまり目を向けたくない部分かもしれませんが、しっかり洗い出してみてください。

そうすれば反作用的に、「本当に来て欲しいお客様像」が明確になり、その人たちのために何ができるか? が芋づる式にハッキリしてくるはずです。

大鹿

そしてそれが、あなたのお店が掲げるべき、本当のブランドになります。

ビジネスのコアになる「カルピスの原液」は何か?

ブランドにも通じるもので、「カルピスの原液」という考え方があります。

カルピスの原液は、水を混ぜればカルピスウォーターに、炭酸水を混ぜればカルピスソーダに、チューハイを混ぜればカルピスサワーになりますよね。

このカルピスの原液と同様、あなたのなかに確固とした原液=コア(核)があれば、ビジネスをいろんな形に横展開させることができます。

『街で一番頼られるお店でありたい』という信念・想いがブランドなら、食品を売ることだけにこだわらなくていい。

大鹿

服を売ってもいいし、ネジを売ってもいい。

分かりやすい例を挙げると、ポケモンやガンダムといったキャラクタービジネスは、まさにブランドであり、カルピスの原液です。ポケモンは、ゲームにも、グッズにも、キャラクターの形をしたお菓子にも、形を変えますよね。

ブランドが形成できれば、1つの商売に留まらないビジネスモデルが生まれますし、これこそ、ほかでもない「あなたである理由」になり得ます。

やりたくないことを洗い出し、本当にやりたいこと=信念・想いが形になったら、それを原液にどんなことができるのかも、ぜひ考えてみてくださいね。

「原液」を書き出す作業は、マインドマップがオススメ!

ちなみに、僕が「関わる人の大切にしているモノ・コトを形にする」という原液を書き出す際には、マインドマップという手法を使いました。

考えやアイデアを樹形図上につないでいくものです。(詳しくは、調べてみてください。頭を整理するための効果的な手法として、本も何冊も出版されています)

パソコンやスマホにもマインドマップを作れるアプリケーションがあるのですが、手で書き出すとより脳が刺激されますし、「一見関連性のないキーワードに共通点が見つかった」というような意外な発見は、手書きで俯瞰するからこそ見えやすくなります。

ぜひ、参考にしてください。

まとめ

今回は、お客様にあなたのお店を選んでもらうための、ブランドの考え方についてお伝えしてきました。

大鹿

正直…地味ですし、ひたすら頭に汗を書く作業です。

けれど、実際にお客様が「熱狂的なファン」とでもいうべきものになっているお店は、それぞれに強力なブランドであり信念・想いを持っていることを、あなたもご存知のはず。

冒頭で書いたように、今後は選ばれるお店と選ばれないお店が、これまで以上に二極化してくるでしょう。あなたのお店が「選ばれる存在」になれるかどうか、今が見直すべきタイミングであると思います。

今回お伝えした内容が、参考になればうれしいです。お読みいただき、ありがとうございました。

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