信用できる人と生涯に1人2人出会えれば幸せ

自分の考えや価値観に、心から賛同してくれる仲間はいますか? あるいは、自分が心から賛同できる考えや価値観を持っている人は身近にいますか?

ご覧いただきありがとうございます。マーケティングコンサルタントの大鹿です。

上の質問ですが、おそらくそうはいないのではないか? と思います。しかも生涯にわたって関係が続くことは稀であるはずです。

一見、人に囲まれているように思える人でさえ、心から自分について来てくれる人間は? というと別の話。だからこそご縁や出会いを奇跡のように考え、人間関係を大事にしたいものです。

ビジネスパートナーでなくともいいです。自分を導いてくれる人や相談に乗ってくれる人、仕事の話をしているとワクワクする人は、あなたの周囲に何人いるでしょう?

またそのつながりを大切にしていますか? 僕は、信用できる人と生涯に1人2人出会えれば本当に幸せだと思います。

だからこそ、出会いを価値あるものに感じたいというのが今回のお話。

目次

人はひとりでは何もできない!

起業して、自分の力だけで社会に立つのは本当に苦労の連続です。

僕は、都会から長く離れていた地元にUターンして独立しました。10年以上離れていた地元です。友人以外にまともに知り合いもいない。何かの団体に属しているわけでもなければ、資格を持っているわけでもない。

だから、お客さんを探そうにも、そもそも取っかかりすらない。

手前味噌ですが前職の会社員時代はそれなりに実績を残していたし、「都会で働いていた自分が地元で、しかも地方で通用しないわけがない」と当時はたかを括っていました。

独立しての感情はというと、「おかしい」「こんなはずではなかったのに」です。何をどうすればいいのか分からない。みんな、どうやってお客さんを獲得しているんだ? と。

起業している人に話を聞けば、なんだかんだ会社員時代のつながりから、仕事を得ているといいます。だったら、そのつながりを都会に置いて来た自分はどうすればいいのだろうか?

リアルに身を置いてみて実感しました。たとえスキルがあっても多少のお金があっても、人はひとりでは何もできないと。

逆説的な話かもしれませんが、誰かが身の回りにいてくれるのは決して当然のことではないんです。だから、もしいまあなたの周囲に頼りにできる人、考えや価値観に共通点がある人がいたら、それだけで宝物。

逆に自分のことしか見えなくなってしまう人もいます。自分だけに都合のいい、適当な理由をつけてそれまでの関係を断とうとする人も。

でも、替えがきくような人間なんて、ひとりたりともいないです。近からず遠からず自分を支えてくれている人は必ずいますよね。

今あなたを取り巻く環境は当たり前ではないです。あなたは周囲の人に、日頃から感謝できていますか?

人間は信用第一

事業のスタートで、いきなり新規集客などできないものです。なぜかというと、信用がないから。

ビジネス書を読めば、事業の立ち上がりは知り合いにでもサービスを使ってもらって、小さな実績を作ろうと書かれています。

安価でもいいから利用してもらって、感想をいただく。そしてそれをお客様の声として使い、自分のサービスの信用を少しずつ高めていく。

基本的なことなのですが、このように事業者さんにお伝えすると「え?」と目を見開かれることが多いです。「知り合いに頼むのはちょっと…」と気が引けてしまう人も。

でも本当に人間、信用なんです。目に見えないものだから分かりにくいかもしれないけれど、知りもしない人間に仕事をお願いするほど世の中甘くない。

なんだったら実績や権威性をどれだけ身につけても、人間として信用がなければ仕事を獲得するのは困難。実績・権威付けもテクニックとしてはありますけどね。

でも、人当たりの良さや謙虚さがないと、そもそも人は感情的に仕事をお願いしたりものを買ったりしないですから。怖がらせるつもりはありませんが、お読みのあなたがこれから起業する方だったら、こういえます。本当に厳しいですよ。

こういうと露骨でいやらしいかもしれませんが、知り合いのように、信用があるところから行使していくのは何も悪いことではないです。もしかしたら友達を売る、みたいな感覚があるのかもしれませんね。

確かに売りつけるようなやり方はNGだけど、相手が困っていることをあなたが解決できるのならOK。

本当に仕事にならないとき、たぶん四の五のいっていられないはずです。逆に、知り合いのように、少しでも信用のある人間がいるのにそれを頼らないのは、甘えでしかないと僕は思います。

信用はそれほど大事だし、替えがきかないくらい価値あるものです。僕はこの記事を執筆時点でまだ起業1年も経っていませんが、ビジネスはお金より何より信用だと心から感じています。

信用できる人はひと握り

指を折って数えてみていただきたいのですが、今、心から信用できるという人は何人いますか? 多少ではなく心から信用できる人です。自分のことを理解してくれて力になってくれる人。また自分も力になりたいと思える人は?

そうはいないのではないでしょうか。普段からの心がけにもよると思いますが100人中数人レベルではないですか? 信用できる人って、それだけ貴重なものなんですね。

イギリスの人類学者ロビン・ダンバーが提唱した「ダンパー数」という理論によると、人間が関係を維持できるキャパシティは150人が限界といわれています。

この説には賛否両論あるようですが仮に150人が人間関係の限界だとしたら、さらに「信用できる人間関係」の数はごくわずかであるはずですよね。

実際、SNS何万フォロワーみたいな人を見ていても、ユーザーとのコミュニケーションをほとんどしていないです。

SNSを使ったことがある人なら分かると思いますが、そもそもコミュニケーションに割ける時間なんて限られますから、どれだけフォロワーを増やしても「信用できる人間関係」の上限は変わらないですね。

逆に本当に信用ができるはずの人にリソースを使えないとなると本末転倒で。仮にせっかく信用のある人との関係が疎遠になってしまったら、本当に本当に大きな機会ロスです。

信用できる人はそもそもひと握り。生涯に1人2人出会えれば幸せ。初めからそういう気持ちでいれば信用関係にありがたみを感じられると思います。

実際、1日24時間あって、その中で貴重な時間を使って連絡を取り合っていいと思える人はそう多くないはずです。相手にとっての自分も同様です。

信用が成り立つ人間関係って奇跡的なものですよ。

理解されることは救われる感覚

起業してから10ヶ月弱で、それまでの人生ではないほど奇跡的な出会いや機会を得ることができました。

僕は業務委託の仕事もしているのですが、そのきっかけは起業塾で出会った方の、そのまたパートナーの方からのご紹介からです。ちなみに起業塾の同期の方は、自分よりずっと年上で最初のお客様。いろいろややこしい関係性なのですがご縁ご縁のつながりです。

一人ひとりが奇跡的に自分のことを理解してくれました。

当時は前述の通り「何をどうすればいいのか分からない」状態です。そのような中でも最初のお客様になってくれた方には感謝していますし、その後に続くご縁がなければと思うと…ゾッとします。

たぶん廃業してました(汗)。

謙虚でいようとは努めていました。当時はもう焦りに焦って「都会で働いていた自分が地元で通用しないわけがない」なんて驕った感情は捨てていましたし。

なるならないは別として、想いや考えだけはしっかり持っていて本当に良かったと思っています。

自分にできることで、個人や企業の方が発展するお手伝いをしたい。今はもう少し成長していますが、想いや考えにはブレがなかったし、やることもないので発信だけはサボらずにやっていました。

自分のことを、たった数人の人でも理解していただいたときの感覚は忘れられないです。たぶん一生。本当に救われたと思いました。

出会いは本当に価値あるものです。そしてそれを手繰り寄せるのは、あなたが持っている想いや考え方です。

人は共通点がある人を強く信用するといいますね。そしてもっとも共通点を感じやすいのが人と人の価値観や考え方です。ですからそれだけは強く持っていた方がいいと思います。

まとめ

僕の経験から、またいろいろな角度から、人間関係の価値と信用の重要性についてお伝えしてきました。少々自分語りが過ぎたかもしれませんがご容赦ください。

なんでしょうね。会社に所属して働いているうちは、周りに人がいて当たり前です。むしろ当然であるがゆえに、煩わしさに悩まされることの方が多いかもしれません。

しかしこれが起業したとたん、人ひとりとの出会いを増やすだけで奇跡的に思えるのだから不思議なものです。でもこの感覚は、忘れてはいけないと思います。人間、忙しくなると簡単に人間のありがたみを見失ってしまうから。

今回のまとめはこの通りです。

  • 自分の考えや価値観に賛同してくれる人がいるのは決して当たり前ではない
  • 信用が持つ力は思っているより強いもの。それほど大事なもの
  • 少数でも信用できる人と出会えるのはそれだけで奇跡的

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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