地域に密着! 悩みの聞き上手! プロインタビュアーマーケターの大鹿です。
あなたの限られた時間を最大化させ、売上アップにつながる販促方法を、インタビューから一緒に考えていきませんか?
現代は「風の時代」などと表現され、
『ものに縛られない生き方や型にはまらない価値観。「自由」で「多様性」に富んだ、フレキシブルな世の中が重視される』
と言われています。
コロナによって不便を感じる反面、自由に使える時間が増え、「これは自分にとっていいのか? よくないのか?」物事を選ぶ際にはしっかり“考える”ようになったと思います。
では、僕たちフリーランスや個人事業主にとって、選ばれるためにすべきこととは?
結論からいうと、自分自身の確固とした「文化」を作ることだと思います。
僕もメンターから教わったことなのですが、現代の時流に合ったセルフプロモーションの方法についてお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
成功者が大切にしていること
本当に成功している人は、とにかく圧倒的に行動をしています。
僕がお世話になっている方にしても、ブログもnoteもメルマガも毎日書き、会いたい人がいればすぐに会いに行き、そんな中でも新しい事業をいくつも作っていっています。いったいどこにそんな時間があるのか? と思うほどです。
ですが圧倒的に行動しながらも無目的にやっているのではなく、すべての点と点が繋がっているように感じます。それは「稼ぐことで回り回って社会に貢献したい」とか、「地域とともに成長するための場を作る」とか、すべての物事に軸があるのです。
この軸というものを僕はその人の「文化」と捉えています。
たとえば、街づくりなども「文化」があるかどうかが大切ですよね。住み良さなどのスペックは入口としてはあるけれど、その街に愛着を持ち住み続けるためには、良き文化。その街に流れる、物語や多様な価値観に惹かれているからではないでしょうか。
だからこそ、街づくりというものには紆余曲折があるのだとも思います。
成功している人も、表には見せないですが挫折や路線変更を強いられる状況があるのでしょう。むしろそのようなことはあって当たり前として行動します。
けれどそうして汗をかいた苦労さえ、その人の仕事の背景となり物語となり、文化に変わります。
この人についていけば、自分も明るい未来を見ることができる。この人の作る文化の一部に、自分自身を重ね合わせてみたい。
そのように思える何かが、成功者が形成する文化には表れているのです。
難しい言い方をしてしまいましたが、あなたが憧れている誰かにも、あなたが心惹かれる要素があると思います。そしてそれは、◯◯に比べて優れた機能を持っているというような、一義的なものではないでしょう。
成功者が軸として持っている文化は何か? というのを分析してみると、一貫性を持つことの大切さが分かるし、自分自身も刺激・ヒントを得られますよ。
建前では人が離れていく
これはSNSの発展などの功罪だと考えているのですが、誰もが気軽に情報発信ができるようになった反面、建前を見せる人というのも多いです。(建前を見せるのもまた文化ですね、、)
けれどそういった建前は見る人が見れば化けの皮が剥がれますし、建前だけでは大きなことは成し遂げられないと思います。
要は自分が持っているスキル・信頼・人脈も見合わないセルフプロモーションをしているとうことですから。
仮にそのような人に付いてくる人がいたら、それは言い方が悪いかもしれませんが「情報弱者」と言われる人たちです。そこには売った・買った、メリット・デメリットの取引関係しかないので、早晩崩れます。
人と丁寧に信頼関係を築いていかなければいけないですし、コツコツその時の自分に見合った仕事を積み重ねていくことが大事だと思います。
おそらくあなたの周りにも、建前で生きている人というのがいるはずです。果たして、建前しかないような人に付いていきたいと思うでしょうか? 憧れる要素があるでしょうか?
そうではないですよね。
先ほど成功者の話をしましたが、多くの人が「今、成功している状態」ばかりを目に留めます。しかしその裏には無数のトライ&エラーがあるし、表に見せないだけで僕もよく聞かせていただいています。
結局、続けている人が成功しているのであって、初めは小さなところからコツコツスタートしているのです。
成功への階段をすっ飛ばした気になってハリボテの自分を建てるほど、愚かなことはないと思います。
自分を知り他人を知り、また自分を知る
自分の文化を形成するためには、当たり前ですが自分自身のことをよく知る必要があります。
僕の場合はこのブログのように、物事を書くにあたっていろいろと物事を考え、日々から気づきを得て発信をしています。
毎日発信するようにしているのですが、内容によって反応が違ったり、「共感できた」「参考になった」などのリアクションをいただくことで、また自分自身を知る機会に変わっています。
この継続で、自分の文化というものが積み重なっていくように実感しています。
仕事をするうえで、「お客様を知れ」と言うのは簡単です。しかし冒頭で風の時代と話したように、無数の自由があり無数の価値観がある世の中です。お客様を知ることはもちろん大切なのですが、相手を知る材料としてまず、自分自身を知ることも必要です。
また、あなたの商品・サービスによって、必ずしもお客様の「悩みだけ」を解決すればいいということではないように感じます。なぜなら、それだけでは悩みを解決して終わりだからです。
悩みは1つではないはずですし、1つ悩みを解決したらまた新たな悩みが生まれるものです。その時、誰に助けを求めるか?
あなたが選ばれるためには、あなた自身の波長・価値観に共感し憧れを抱いてくれるような文化形成がなされていることが、カギになると思います。
また抽象的な言い方になってしまいましたが、あなた自身の人柄や考え方を入口に「先生や友達にものを頼む」ような関係作りができているかどうか、ということです。
半年後、1年後を見据えて情報発信しよう
ネット界隈は特に多いように感じるのですが、「ホームページを作った」「ECサイトを立ち上げた」それだけでお客様が来て、ものを買ってくれると勘違いしている人が一定数います。
しかしそれは、情報という海の中にポツンと家が建っているだけの状態です。来て買ってもらうためには、最低限まず認知してもらわなければいけません。
だから情報発信が欠かせないわけなのですが、点で発信をしている人が多いです。ただ、自分のことを知って欲しい。ただ、こんな活動をしているから知って欲しい。挙げ句の果てには自動化ツールで同じ発信を繰り返しているだけの人もいます。
自分が受信者を置き換えてみると分かると思いますが、そのような人に何か仕事を頼んだり、頼りにしたりするでしょうか? おそらく決め手がないはずです。
人と人との関係構築には信頼づくりが最低限必要だし、それは一長一短でできるものではありません。またその人の持つバックグラウンドや大事にしている考え方も知らずして、仕事に発展することなどまずないと思います。
だから先ほどからお伝えしている、包括的な人間の「文化」というものが必要なのですね。その文化に触れていれば、明るい未来が見られると感じられるようなもの。
歴史を見れば明らかなように、文化というものは一朝一夕でできるものではありません。長期的に取り組んで当たり前という意識が大事です。
けれど「半年後、1年後、自分の文化をこう形成したい」と考えながら情報発信をしていくのは知略ゲームのようで面白くもあります。
3ヶ月、4ヶ月と続けていると必ず見る人の反応が変わってきます。僕の場合、つい先日なのですが、noteという僕のコンテンツを見て「会いたい」と言ってくださる方まで現れました。
いま、あなたが情報発信をすでにされているなら、力点を今ではなく半年後、1年後に置いてみてください。そこから逆算して、目標時期にどんな文化を作っていたいかを考えながら発信をしていくと、今以上にやりがいを感じられるようになると思います。
まとめ
僕もこの文化形成というものはまだまだ道の途上にあります。
ちらっとnoteのお話をしましたが、noteはこのブログと違って自分の物語や考え方、哲学など文化形成につながるコンテンツを発信するようにしています。
書いては途切れ、書いては途切れが続いていたものの、ここ4〜5ヶ月は継続していて、連続更新3ヶ月が経った頃には明らかに手応えが変わってきました。前述の「会いたい」と言ってくださる方が表れたように。
今回お伝えしたのはセルフプロモーションの考え方であり、では目の前の集客に関してはというと、それはそれで行動もしています。短期的な行動も長期的な行動も、どちらも欠かせないものですね。
今回のまとめ
- 成功している人ほどトライ&エラーを繰り返しながら自身の文化を作り、共感や憧れで人を巻き込んでいる
- 自分を実際以上に大きく見せる建前では、情報弱者しか付いてこない。人は離れていく
- お客様を知るためにも自分を知ることが必要であり、そのためのカギとして情報発信がある
だいぶ抽象的なお話になりましたが、文化形成に成功している人を見ていると、実際集客にも仕事にも困っていませんし、コロナ禍にあってもひっきりなしとお聞きします。
アフターコロナであっても、いつまたこのような天災が起こるか分かりませんし、人のライフスタイルは必ず変わります。
そのような時、世の中の置いていかれないためにも、今回の内容を今後のビジネスのヒントにしていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント