薄っぺらい人と信頼できる人を分ける、たった1つの差とは?

元編集者として800件以上を取材。質問力で実店舗・中小企業様を選ばれる存在に導く、Web販促コンサルタントの大鹿です。

「なんかこの人の話は薄っぺらいなあ」「この人の話は真実味があって信じられるなあ」と、同じような話を聞いているのに、歴然とした差を感じることはありませんか?

また当然、仕事をしていくうえで自分が「薄っぺらい人間」に見えてしまうのは、避けたいところですよね。信用されたい。

今回お伝えすることの要点は、物事を【聞き手の言葉で語る】のが大事だということ。言動1つが信用されるかどうかの分かれ目になるので、自分自身を振り返る意味でも、書いていきたいと思います。参考になればうれしいです。

目次

人の言葉を表面的にパクるのは薄っぺらい

自分をブランディングするためなのか、人が使っている言葉を、そのまま自分の言葉のように話す人がいます。自分の言葉なのか? 他人の言葉なのか? は聞く人にはなんとなく分かることですし、表面的になぞった言葉であると知れたとたん、聞いていた人は信用をなくしてしまいます。

だいたい話も面白くないですしね。自分の経験から語られることではないから、ユーモアがなければ続きもない。

見聞きした言葉を自分の言葉にする過程で真似をするのは、問題ないと思います。薄っぺらい人の問題は、表面的に言葉をパクリ、一言一句悪びれもなくそっくり使っていることです。まるで以前から、自分の言葉であったかのように。

あなたの周りにもいませんか? こういう人。「どこかで聞いた事あるなあ」と、直感的に感じるような言葉を発している人。

薄っぺらい人の何が薄っぺらいかといえば、自分の権威性を表すために言葉を発していることだと思います。自分は能力があるんだ。それを示しているんだ、と。

言葉というのは、聞いている人の役に立ったり悩みを解決したりするために、発するもの。であるにもかかわらず、言葉のベクトルが聞き手ではなく自分に向いてしまっているんですね。

だから、信用できない感じがにじみ出てしまうのです。

信用される人は聞き手の言葉で語る

一方で信用される人は、見聞きしたこと・他人から教わったことを、聞き手目線で語ります。情報を盲目的に信じ表面の良さだけ語るのではなく、自分で試してみて、メリットもデメリットも交えて語るものだと思います。

特に、ネットの分野では、文字通り一番初めの最新情報でもない限り、ただの二番煎じの情報は二番煎じの価値しかありません。それよりも、誰もが「自分という一人にとって価値のある情報」を探しています。

根本は同じダイエット情報でも、ボディラインが気になる子育てママさんと、脂肪が気になる独身サラリーマン向けの情報があるのはこのため。

結局、誰もが「自分に関係のあること」「自分が知りたいこと」が聞きたいんですね。信用される人はそれをくみ取り、ちゃんと相手にベクトルを向けて話します。

相手ベクトルで話す人の言葉を聞いていると、自分と相手との間に、しっかり橋をかけていることがわかるはずです。

この橋が、信用に変わっていくんですね。そして信用できる人に対して、「仕事をお願いしたい」「また力を借りたい」などと感じられるものだと思います。

自分のなかに一貫性を持つことも大事

信用できる人は、聞き手に目線が向いていながら、話す言葉に一貫性があるものです。いくら相手ベクトルであっても、Aさんに対していうこととBさんに対していうことが矛盾していたら、信用を落としてしまいます。

たとえばSNSでも、自分よがりなだけの発信はせず、なおかつ多くの人と謙虚に交流し支持されながら、1本芯を持っている人というのはいます。

一貫性を持つためには自分の核(コア)となるものが必要ですし、核に沿った一貫性のある言動をするからこそ、信用され、ファンが生まれていくものだと思います。

「ビジョナリーカンパニー」などという言葉がありますが、自分たちのビジョン(核)をしっかり持ち、発信している会社には、好感が持てますよね。

衣料メーカーのパタゴニアは、「自社の商品を、買わないでくれ」という文言で広告を出したことがあります。それは、パタゴニアに「企業活動を通して環境危機に警鐘を鳴らす」という企業精神があり、1シーズンで着古され衣服がすぐゴミとなってしまうような社会が、自分たちのビジョンと反することにアンチテーゼを投げかけたかったから。

なかなか真似できないほどの強烈なメッセージですが、ユーザーとしてはとても好感の持てる意見ですよね。パタゴニアの服はそもそも長く着られるんだから、大事に使おうと思える。

一貫性があるからこそ、信用できますよね。

まとめ

情報収集が容易な今だからこそなのか、薄っぺらい人とちゃんと信用できる人が二極化しているように感じます。薄っぺらい人が権威を振りかざし(本物かどうか分かりませんが)、もっともらしい言葉を発していていることも多いですが…そんな人間に惑わされなくてOKです。

まず自分が信用される人間であるべきですし、そうあり続けていれば、自分を頼りにしてくれる人・ついてきてくれる人も、信用できる人間が集まるものです。

  • 見聞きしたこと・情報をかみ砕き、聞き手の言葉に変換して語る
  • 自分の核(コア)を明確にし、一貫性を持って行動する

言葉にしてしまえば当たり前のことではあるのですが、当たり前だからこそこれ以上ないほど大切にしていきたい考え方です。

ビジネスをしていくうえで、こんなささいなことが明暗を分けることもあると思うので、僕自身も固く誓って取り組んでいきたいと思います。あなたはどう感じられたでしょうか? お役に立つ内容になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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