元編集者として800件以上を取材。質問力で実店舗・中小企業様を選ばれる存在に導く、Web販促コンサルタントの大鹿です。
集客にお悩みの企業様・実店舗様・個人事業主様から最近本当によく聞くのが、「インスタで〜」という言葉。でもその手段、あなたが集客活動をしていくうえで、本当に最適なものでしょうか？
（ちなみに僕個人は、Instagramで集客するのは難しいと思っています。。もちろん業態によって向き・不向きがあります。今回はその解説はしませんが）
確かにネットは効率はいいですが、あなたが理想とするお客様と出会うためには、地道に情報発信する努力が欠かせません。一方、リアルな接触機会を増やすのは手間だけど、お客様と信頼関係は作りやすい。
どちらも一長一短なんですよね。今回は、「集客はとりあえずネット」と考える前に知っておくべきことについて、お伝えさせていただきます。
ホームページを立ち上げただけでは知られない
ホームページをただ立ち上げただけでは、残念ながら誰も見にきてはくれません。SEO対策と呼ばれる、ユーザーの検索ニーズに応えるための施策、それこそSNSと連携した告知、実店舗であればMEO対策という地図情報との連携。
ホームページを見てもらうための検証改善は終わりがないものですし、さらにそこから来店なり購買なりにつなげるには、明確なターゲットに向けた充実した情報発信が必要です。
要はホームページの立ち上げは、ネット上に会社・お店を“出店”するということです。それも、たとえばリアルな出店であれば、賑わいのある商店街にお店を出せば、それだけで注目度が上がるかもしれませんが、ネットはそうもいきません。
都合よくネットに出店したお店（=ホームページ）を探しにきてくれることはまずなく、見にきてもらえるように“かけ橋”を作っていく作業が大切なのです。ホームページができたら万事OKということではなく、はじまり。
ホームページがあることで信頼性が得やすくなるので、あるにこしたことはありません。ただそれだけでは弱く、ほかの手段も検討していく必要があります。
SNSは魔法の集客ツールではない
SNSにしても、ホームページと同様です。ただTwitterのアカウントを作った、Instagramを始めた、というだけでは誰も注目してはくれないです。
待っていたら自然とフォロワーが増えるわけでも、ユーザーをフォローしたら絶対にフォロワーになってくれるわけでも、自分の日記を発信して都合よくフォロワーが増えるわけでもありません。
また、どれだけフォロワーが増えても、集客につながるかどうかは別。来店してくれたり、ものを買ってくれるかどうかは、フォロワーが多いこととは厳密には関係のない話です。（多い方が確率が高くなる、というだけ）
SNSを使っていようが、ラクに集客ができるわけではありません。むしろ自分の経験や人から聞いた経験からもいえることですが、ものすっっごく地味です！ 労力がかかります！
しかも何千万人とユーザーがいるなかでは、毎日継続的な発信を心がけないと、すぐにあなたへの関心が薄らいでしまいます。
SNS集客がうまくいっている企業やお店の成功例を表面だけ見て、どういう考えで運用しているのか？ どれほどの労力を注ぎ込んでいるのか？ に目を向けないのは危険。
もちろん集客に有効なツールであることは正しいので、メリット・デメリット・向き・不向きを理解したうえで取り組むべきだと思います。
それに、SNSだけやればいいということではなく、ホームページや動画、リアルな機会創出を含め、多種多様な手段を組み合わせてやっと成果が出る、と考えた方がいいです。
ネットもリアルな機会も手段としては並列
ここまで書いてきたように、ネットが集客手段として特別優れているわけではありません。
軌道に乗ってきたら、てこの原理の要領で二次曲線的にお客様を集めてくれるかもしれませんが、「それだけやればいい」「とりあえずネットでOK」というわけじゃない！
企業であれば、古典的に足を使った営業や、人が集まる場所に自分から出向いてアプローチすることも必要です。お店であれば、近隣地域にチラシを配ることも必要です。（僕は地域密着型の商売であれば、チラシは有効だと考えています。コストはかかりますけどね）
ネット>リアル
ではなく、どちらも並列であり、さまざまな手段のなかから、自社に効果のあるものを選び取っておくことが大事です。そのためにはどんな手段があるのかを知る必要がありますし、使ってみて検証する姿勢も欠かせません。
ネットに限っては、僕がWeb集客の7つの手段をまとめたレポートを無料でお配りしているので、よかったら大鹿の公式LINEに登録してみてください。
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まとめ
「とりあえずインスタ」ではなく、戦略的に集客手段を考える必要性をお分かりいただけたでしょうか？ そしてここまでお読みいただいて、いま取っている集客手段が本当にあなたに合っているのか、考えるきっかけにはなったでしょうか？
競合のやり方を参考にすることそのものは、正攻法のアプローチです。大事なのは目立つ・派手な部分ではなく、SNSならSNSをどう発信しているのか？ ホームページでどんなことを語っているのか？ お客様とのリアルな接触機会で、どんな工夫をしているのか？
背景を読み取ることが大切ですね！
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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