スキルが1つだから、1つのことしかできないのか?

元編集者として800件以上を取材。質問力で実店舗・中小企業様を選ばれる存在に導く、Web販促コンサルタントの大鹿です。

スキル形成についてのお話です。

1つのことを徹底的に集中して身につけるか。複数のことを同時並行的に身につけていくか。よく語られる論争ですよね。あなたはどっち派でしょうか?

僕は前者、1つのことを磨く派です。最終的に複数のスキルを身につけるにしても、1つ成熟したものがあるとお金に変えやすい。

1つしかできないことに不自由を感じたり、マルチな能力を持つ人と比較して、自分が劣っているように感じたりする人もいますが…僕が支持する立場からですが、そんなことはありません!

なぜなら、スキルは1つだとしても、1つのことしかできないというわけじゃないから。今回は、1つのことを極めるメリットについてお伝えしていきますね。

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1つのスキルでも、さらに細分化すれば無数に広がる

たとえば、僕はライティングが専門ですが、観光系の文章を書くこともあれば、かっちりとした企業案件を受けることもあります。昔はエンタメ系の仕事も、料理関係の仕事もしていました。

このように、ライティング1つとっても、いろいろな分野に応用がきくのです。サッカーで複数のポジションをこなせる人をポリバレントといいますが、僕はライターとしては割とポリバレントな方だと思います。

一方、自分で自分の可能性を閉ざす人もいます。

現役で編集者をしていた頃、周囲に「私は料理関係の仕事しかしない」「女性の趣味関係の仕事しかしない」という人がいました。年齢的にはそこそこのキャリア。上に立つ人間としてマルチに仕事をしなければいけない立場でも、そのスタンスを曲げない。

組織で働く人間としてどうなの? という点はさておき、いざ未知の仕事に向き合わなければならないとき、やはり応用力が低かったように思います。あるジャンルでは10の力を出せるけど、またあるジャンルでは1しか出せないという。

けれど、どんな分野でも8を出せる基礎力があれば、不足している2はリサーチや勉強で埋めることができます。営業や料理なんかもそうで、その仕事の本質をつかんでいる人は、どんな業界・分野でも力を発揮されていますよね。

スキルとしては限られた1つかもしれませんが、分野という切り口で無数に細分化できますし、さまざまな仕事を横断していくことで、その人だけの特異性に変わっていきます。大切なのは基礎能力、基礎体力。

前述の「料理分野しかやらない」ケースは選り好みで他の道を放棄しているので、横断しながら自分だけのスキル形成をしていくのとは180度違います。

1つに見えるスキルも見方によっては100にも1000にも変わる武器なので、「1つ、徹底的にできること」に自信を持って大丈夫です。まずは1つを極めたいものですね。

足りないとき、必要性が気づかせてくれる

世の中には、いろんなスキルや資格が出回っています。ライティングもそうだし、Webデザインも、コーディングも、簿記も、ファイナンシャルプランナーの資格も。コロナで手に職をつけたい人が増え、余計に加速している状況です。

でも、「なんかよさそう」とか「誰それがやっているから」といった理由で、たとえばあなた自身、本気でスキル取得に向けて行動できるでしょうか? たぶん、できないはずです。

本当に、いまあるもの以上のスキルを手にしなければならないときは、必要性が教えてくれるんです。起業したら、雇用されていた頃以上に税金に詳しくならなければいけないし、営業をしていくなかではマーケティングの考え方も必要になってきます。

あれもこれも手をつけようとしたら、必要性が教えてくれるタイミングにさえ、出会わないと思うんですよね。「1つのスキルだけではどうにも上を目指せない」と危機感を感じたときこそ、本気で2つめ3つめのスキル取得に向けて行動できるようになります。

僕は企業に関わる仕事がしたかったのですが、もともと持っていたライティングだけでは、見込み客にその価値を感じさせることが難しいと思っていました。そこで身につけたのが、マーケティングのスキルです。

身につけてからは、マーケティングがライティングを生かす、ライティングがマーケティングの力を最大化することが分かりましたし、スキルとスキルは相互作用するものなのだと思います。

1つだけでは戦えない。そう感じるタイミングが来て、次のステップを目指せばいいのではないでしょうか。必要性がないうちにあれこれ手を付けると、器用貧乏になりかねませんしね。

隣の芝は青そうに見えるだけ

世の中は言った者勝ちなところがあるので、多様なスキルを持っているように「見せている」人もいます。

名刺やプロフィールを見てズラッと並ぶサービス内容に「さぞスゴいな」と思っていたら、知っているだけ。分かっているつもり。そんな人もいるのです。(自分が仕事として受け、専門家にアウトソーシングするからそうしているのであれば、正解です)

もしこういう人間と比較して自分を卑下してしまうようなら、隣の芝が青そうに見えているだけです!

いろいろできるということが、その人間の価値を決めることではないと思います。むしろ「いろいろできる」は幕の内弁当のようなもので、いろいろあるけど結果的に何がウリ? ということにもなりかねません。幕の内弁当は、いろいろあることがウリ。

他人を気にしても仕方がないですし、仕事においては究極、自分(および会社)とお客様という二社間の関係しかない。

目の前のお客様に徹底的に役に立とうと思ったら、いやでもスキルアップしなければいけないですよね。足りないものは、いやでも身につけなければいけないですよね。

本気で仕事に向き合っていれば、向こうから成長の機会、スキルアップのきっかけはやってくるものだと思います。

まとめ

ちなみにいま僕自身が、必要に迫られて、新しい知識を学んでいる最中です。迫られて、というと聞こえが悪いですが、「なんとなく」やっているわけではないし今後の自分を成長させてくれることだから、とても充実感があります。

そういった機会も、実は「初めの1つ」が運んできたものだから、人生はうまく巡るようになっているんだな、と感じますね。逆に、まだ機会が運ばれてこないようなら、1つを極めきれていないのかもしれません。

今回のまとめ

  • 1つのスキルでも、さまざまな分野の仕事をこなすうちに広がりを見せ、特異性に変わる
  • 2つめ、3つめのスキルを手にすべきタイミングは、必要性が教えてくれる
  • 多彩な他人と比べて自分を卑下する必要はなく、成長の機会はお客様が運んできてくれる

今回お伝えしたことが、スキル形成を考えるうえでのヒントになるとうれしいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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