うまくいく方法を求めるより、まず整理しましょ

元編集者として800件以上を取材。質問力で実店舗・中小企業様の課題をズバッと見抜く、Web販促コンサルタントの大鹿です。

リスクなく得られるうまい話って、そうそうあるものじゃありません。でも、それを理解していながら、都合よく、今よりうまくいく方法を求めてしまうことはありませんか?

一部の情報商材などに、よく手軽さとそれに見合わないほどの効果を謳うケースがあるのですが、断言します。そんな簡単に結果を手にできれば、誰も苦労しないと。

そもそもじゃあ、なんでそんな『おいしい話』を、自分だけの秘密にしておかず、オープンにしてしまうのか? と。

そうはいっても、切羽詰まって本当に困っているとき、うまくいく方法を求めてしまうのも分かります。僕も高額商材を買ってしまったことはありますし(汗)。

今回お伝えしたいのは、うまくいく方法ではなく、うまくいっていないことを1つひとつ整理し、問題点を潰していくことの方が、実はよっぽど大事だということ。

ごく当たり前のことなのですが、困っているときほど足元が見えなくなってしまうものなので、自分を振り返る意味でも、読んでみてください。

目次

モデリング先を誤らないこと

うまくいく方法にばかり目移りしてしまうのは、ズバリいうと、うまくいっている事例の“表面”の部分しか見ていないから。

たとえば、立ち上げたばかりのショップが著名なショップの真似をしても、まずうまくいきません。

僕も相談に乗っていたことがあるのですが、まだ認知もされていないECサイトが、ラグジュアリーブランドの真似をして変に英語や詩的な表現を用いて情報発信をしても、まず見込み客から反応は得られない。

なぜかというと、モデリング先と自社では、認知度もブランド力もまったく異なるから。

もし立ち上げたばかりのショップが運営をモデリングするなら、自社より一歩、二歩ほど先の競合が正解です。ステージがかけ離れた競合を真似するのではなく、なるべく市場で近い位置にいる競合をベンチマークにする必要があります。

いま市場で圧倒的な地位を確立している競合でさえ、初めからそうだったわけではありません。立ち上げ期には立ち上げ期なりの戦い方をしていたはずです。

自分たちが何をすればいいか分からない段階では、モデリング先をとりあえず目についた有名な競合にしがち。競合リサーチそのものは必要な作業ですが、リサーチ先を間違えないようにしたいものです。

いま何をやらなければいけない段階にいるのか

モデリングのやり方を間違えていなければほぼほぼ解決するのですが、まずは正しいモデリング先(自社よりり一歩、二歩先の競合)がどんな取り組みをしているのか、こまかく分析をすることです。

たとえば、僕がSNS運用の相談に乗る場合、モデリング先の「プロフィールの訴求の仕方」「投稿分の書き方」「自社を知ってもらうためのコンテンツ」「販売までの導線の作り方」などなどを、1つひとつ分解するようにアドバイスをしています。

それらの要素と自社を比較した際、明らかに自社の弱いところが見えてくるはずです。

「モデリング先はこんなに商品によって得られるメリットが明快なのに、うちのSNSではそれが分からない」といったこと。

また、そもそも自社の認知度がゼロに等しい段階であれば、売るのも大切だけれど認知活動の方がウェイトが高いはずです。SNSなら、プロフィール文を丁寧かつ分かりやすく書くことが、これに当たります。

考えてみれば当たり前のことなのですが、ライフサイクルにおける導入期にいるのか、成長期にいるのか、成熟期にいるのかで取り組みは変わってきます。自社は導入期にいるのに成熟期の会社の真似をしても、意味がないのです。

たいてい、“表面”をなぞるだけになってしまいます。

ですから、いま自社がどの段階にいるのかを冷静に見直して、何をやらなければいけないのかを整理することが、実はもっとも大事な作業なんです。

並行作業ができないなら、まず徹底的に1つ!

少し前まで、僕も相談に乗る際はやるべきことを整理して「こういう順番でやっていきましょう」と伝えるようにしていたのですが、これだけではうまくいかないことがありました。

それはなぜなら、分解したら分解したでやることが多く、頭が混乱してしまうから。理解していても、複雑に絡み合う1つひとつの要素を考えながらタスクをこなすことは、簡単なようで難解だった。

これは僕自身、反省している点です。

並行作業ができればそれにこしたことはないですが、難しければ、まず徹底的に1つのことをやる。慣れることが大切だと思います。

たとえば先ほどから例にしているSNSだと、プロフィールが何よりのキモです。魅力的なプロフィールがなければ、どれほどいい内容を投稿しても認知アップにはつながりません。

モデリング先はもちろん、いろいろな競合・異業種のプロフィールを研究して、自社の魅力がバシッと伝わる書き方を身につけていくのです。

まずは徹底的に1つのことを、できるまでやる。これでOK。

成果・手応えが出るまでやめないこと

ここもかなり大事なポイントなのですが、せっかくやるべきことが明確になったのに、途中で中断してしまう人が本当に多いです。

おそらくその心のうちは「やっても全然うまくいかない」といったことでしょうが、すぐうまくいかなくて当たり前です。

なぜなら、そもそもうまくいかない問題点を改善しようとしているのだから。冒頭でも書きましたが、すぐうまくいくほど『おいしい話』なんてありません!

単純な話ですが、成果・手応えが出るまでやめないことです。もし、成果・手応えが決めた期間内に出なかったとしたら、それはやり方が悪かっただけの話。

もっといい方法を考えるまでです。

まとめ

話は戻りますが、お金も時間もかけず、都合よく理想の未来にジャンプする方法はありません。

結局、1つひとつ問題点を整理し、順番に解決していかないと、あっちもこっちも、アレもコレもと手をつけるようになり、余計に課題解決までの糸口がこんがらがってしまいます。

あなた自身も、いま何をなんのためにやっているのか分からなくなる。

PDCAサイクルという検証改善のステップがありますが、要は今回お伝えしたことです。まず問題点を整理・把握し、1つひとつ改善をしていくこと。すべての仕事は、地道な作業の繰り返しです。

今回のまとめ

  • モデリング先を誤らないこと。自社より一歩、二歩先の競合が本当のモデリング先
  • 自社がライフサイクルのどこにいるのかを正しく把握する
  • 問題解決のためにやるべきことをまず整理する。1つずつ成果が出るまでこなす

数百人規模の会社でも、モデリング先を謝るような致命的なミスを犯していることがザラにあります。僕がかつていた会社が、まさにそうなのですが…。

成長欲求を持つのは大事な感情だと思います。しかしそれと同じくらい、地に足をつけ、いま自社のいる段階で淡々とすべきことをするのも大切ですから、まず「整理」しましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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