起業初期の人脈は多いほどいいのか? 名刺やフォローの数を増やすより大事なことは?

ご覧いただきありがとうございます。マーケティングコンサルタントの大鹿です。

誰でもどこでもいつからでも、才能を100%発揮するためのお手伝いをしています。

「ビジネスは人脈が命」とよく言われます。

確かにそれは事実です。お客様やパートナーを集めるにはいろいろな手段がありますが、なんだかんだ人と人とのご縁を大切にするしか、仕事につながったり大きくなったりということはありませんから。

しかし、「人脈が命」という言葉を表面だけ真に受けてあちこちに出かけては、名刺の数を増やすことにご執心な人もいます。特に、知り合いも多くない起業初期はそうなりがちです。

挙句の果てには「誰それを知っている」などと人脈自慢をする人も。そんな人、あなたの周りにもいませんか?

人脈は等価交換です。我々が相手やその先にいる人に差し出せるものがなければ、名刺やSNSのフォローの数を生かし切ることはできません。ずっと、その他大勢のひとりのままです。

今回は、人脈とはどうあるべきか? についてまとめてみたいと思います。

目次

人脈だけでビジネスを成功させている人も確かにいるけれど…

ごく稀に、本当に人脈だけでビジネスを成功させている人もいるにはいます。能力に飛び抜けたものがなくても、名うての経営者とつながって大きな仕事を受注したり、提携を組んだりと。

しかし、そんな人間はほんのひと握りです。業務的なスキルが十分でなくても、人にかわいがられる才能があったり口がうまかったりなど、後天的には手に入らないような能力を持っています。自分でもそれを理解して上手に活用しています。

そういった特殊な能力を、普通の人間がいきなり手に入れるのは不可能でしょう。再現性がまったくありませんから。

それなのに、天魚の筍のごとく一攫千金を狙って人脈を増やすことに走り回るのは、意味がないと思います。

ですから、もし周りに特殊な人間がいたところで、目も眩むような想いをする必要はありません。仮に、持っている人脈に見合う能力もないのにそれを自慢するのは、自分の格を下げてしまうというものです!

本当の人脈って?

では、本当の人脈とはなんでしょうか?

これはある本に書かれていたのですが、非常に分かりやすかったので引用したいと思います。

「本当の人脈というのは、何か相談を持ちかけた際にその人自身ができなくても、他にできそうな人を探してくれる人のこと」

逆を考えてみてください。

たった一度会って名刺を交換しただけの人に、何か仕事を頼まれることはあるでしょうか? 紹介を受けることはあるでしょうか?

稀にはあるかもしれませんがたった数十秒〜1分程度小話した人と、次に会ったら即仕事やチャンスにつながる! なんてことはそうそうないはずです。

またあなた自身も、困ったことがあったからといって、即連絡をすることもまずないと思います。

それはそうですよね。お互いをまだよく知らないわけですから。相手が信用できるか? 自分が望むことに適切に対処できるか?(してくれるのか?)はほんの少し話しただけでは分かりようがありません。

頼られるだけの人間になっておくことが必要

ドライに考えすぎかもしれませんが、人脈を「活用するもの」と考えた場合、それは完全にギブ&テイクです。メリットや「期待させる何か」もないのに他人のために動くほど、人間には余分な時間はありませんから。

他人に乗っかることを前提におこぼれだけ預かろう…という人もいますが、そんな調子ではいつか見透かされると思います。あるいはそれは趣味であってビジネスではないのかもしれません。

本当の人脈を築こうと思えば、自分自身が他人から頼られるだけの人間になっていなければいけないです。

仮に、今人脈が少ないのであれば、まだ人脈を増やすに足る自分になっていない、ということになります。シンプルですね。

自分に十分な能力や信用があれば、本当の人脈はついてくる。人脈と自分のレベルは比例関係にあるといえます。

そのバランスを無視して1にも2にも名刺の数にこだわってあちこち出かけるのは、順番があべこべです。。

人脈はつくるのではなく、できていくもの

人脈は片思いではなく、相思相愛の関係性です。自分にとっての相手しかり、相手にとっての自分もしかり。

「今の自分の状況は、自分が作り出しているもの」といわれることがよくありますよね。もし今、望む人脈が自分の周囲にないということであれば、あくせく走る回る前に考えるべきことがあるわけです。

つまり、自分が本来付き合いたいと思う人に、何をギブできるのか?です。

スピリチュアルな話かもしれませんが、不思議なもので必死に自分を高めていればひょんなタイミングで、今出会いたい人と出会えることが確かにあります。周りの先輩起業家の方々からも本当によくお聞きします。

人脈はつくろうとしてできるものではなく、自分のレベルやステージに合わせてできていくものなのだと思います。その時、相手にどんぴしゃりで差し出せるものがあれば、お互いハッピー。

そうなればとても素敵ですよね!

まとめ

「人脈をつくる」というと人によっては打算的に聞こえるかもしれません。

しかし、それは無目的に名刺やフォローの数だけを追うような誤った習慣から生まれたイメージなのだと思います。本当にお互いが信頼し頼りあえる関係って素晴らしいですから。

今、人脈に恵まれて楽しそうに仕事をしている経営者さんも、最初は孤独だったはずです。一人静かに能力を磨き、事業を大きくしていくうえで、かけがえのない人脈を築いていったのではないでしょうか。

もちろん行動できるのにしないとなると話は別ですが、人脈目的の過度なロビー活動をしまくる必要はないと思います。自分の内と外のバランスを上手に取っていきたいものですね。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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