元編集者として800件以上を取材。質問力で実店舗・中小企業様を選ばれる存在に導く、地域特化Webコンサルタントの大鹿です。
仕事はもとより人生を劇的に変えるには、それまで自分の周囲にはいなかったような人と、ドンドン出会うことだと実感しています。
僕自身、起業して少しずつ仕事の案件が増えていっていますが、人から人へご縁をつないでいただいたり、多くの先輩方から、仕事への取り組み方を吸収する機会が増えたりしたことが大きいです。
コロナの影響もあり、遠方に出かけていって人と会うのは難しい面もありますが、その反面オンライン上できっかけを作り、面会につながるチャンスは増えているように思えます。
地元においても、アンテナを張り巡らせて行動してみれば、それまで自分の枠のなかにいなかったような人と、出会えるチャンスは無数にある。
出会いとは偶然の機会ではなく、自分の考え方とアンテナ次第だとここ半年ほどで強く実感したので、今回は僕の考えをシェアをさせていただきたいと思います。「出会いを増やしたいけどどうすればいいか分からない」という人へ、参考になればうれしいです。
「自分なんて」という考え方を変えれば、付き合う人は変わる
「自分以上の年収の人と付き合えば自分の年収も上がる」とは、俗によくいわれること。要は「格上との出会いを増やせばチャンスが広がる」ということなんですが、実際問題、やろうと思うと抵抗がありますよね。
そりゃもちろんいきなり「ホリエモンと会う」なんてのは難しいですが、あなたが今いるステージで、自分のロールモデルに当たる人・憧れている人はいるはずです。そういう人なら、業界の有名人より、よほど接点を作りやすいと思いませんか?
人が人を尊敬するのは、知識量や頭の良さではなくて、相手が持つ考え方に感銘を受けるからだと思っています。いま自分が持っている可能性を劇的に拡張するには、他人が持つ考えを吸収し、自分のものにするのが早いです。
しかし、ここで「格下の自分になんて会ってくれない」とそもそも可能性を閉ざしてしまうと、かなりもったいない。
僕もここ半年ほどでリアル・オンライン含めてどれだけの人と接点を作ってきたか…もう数えられないほどですが、相手が普段どんなことを考え、発信しているかを理解するように努めたら、会う機会に結びついたり、相手の方から「会いませんか?」「話しませんか?」と言ってくれたりする場面が多かったです。
なぜなら、格上であっても、自分の考えを理解してくれることはうれしいから。そしてそういう善思考を持つ人は、あなたの考えにも触れ、知ろうとする意欲を持っています。
結局、出会いを生む可能性を作るのも閉ざすのも自分次第。「自分なんて」というブレーキが、邪魔をしてしまっているだけなんですよね。
これは自分という存在が曖昧であることも一因で、自分はどういう想いで仕事に取り組んでいるのか? 何を目指していて、何が得意なのか? 自信があるのか? こうしたことを、前向きに表明することも大事。
自分の可能性を卑下してしまうとドンドン自分という存在が曖昧なものになり、他人から魅力を感じてもらえなくなってしまいます。
他人に会ってもらうためには自分の人間性を知ってもらう必要があるので、やはりここでも、「自分なんて」というブレーキは思い切りよく外したいものです。
SNSなどを「活用」して、アンテナを張り巡らせよう
昨今はSNS(やマッチングアプリなど)を活用して、リアルではとても会えないような人たちと、場所を超えてネットワークを作れるようになってきました。
今回はSNSの運用方法については差し控えますが、それらを出会いを広げるために使うには、SNSにはどんなものがあり、どんなユーザー層が多くて、どんな趣味嗜好の人がどんな目的で使っているのか、しっかり知ることが必要だと思います。
いわゆるこれが、オンライン時代の『アンテナ』と呼べるもの。使うツールによって、よりコミュニケーションに向いたもの、どちらかというと自己顕示欲を満たすもの、といった性格もあります。
こうしたことも使ってみて分かることが大きいので、いたずらに流行りに飛び込むというわけではありませんが、体験してみることは大事ですね。
多くの人が忘れがちなのが、SNSだろうがリアルだろうが、向こう側にいるのは人であるということ。
それを忘れてフォロワーという「数」でしか見ないような人間には、データ上はファンが多いように見えても、実際は心から自分に興味を持ってくれる人はいないものです。アアカナシイカナシイ。
売り込み目的で勧誘してくる人間や数集めが目的になっている残念な人間もいますが、だからこそちゃんと出会いに「活用」できるよう、まずは知る・体験するということが大事だと思います。
相手がメリットを感じる「武器」を作ろう
相手から「会いたい」「会ったら自分にメリットがあるな」と感じてもらえるかどうかが、出会いのポイントです。
自分が何者なのか簡潔に・わかりやすく知ってもらうために、ブログやSNSのプロフィールを整えるのは、最低限のポイントの1つ。曖昧な人間には、魅力を感じませんからね。
そしてそれ以上に会ってメリットがあると感じてもらうためには、自分だけの「武器」を持つことが大事だと思います。
異業種の人と会うなら、今の自分のスキルを何かしら相手の役に立てることができます。読書が好きで月に十数冊本を読む習慣を持っているだけでも、本をそれほど読まない相手からしたら、頼りにされます。
僕の場合は自分で地域メディアを運営しているので、地元限定ですが、「取材をさせて欲しい」という名目で人と会うことができます。
個人ブログですが基本的に断られることは少ないですし、喜んでいただけることの方が多いですね。対外的に発信されることは、1つのステータスのように感じていただけるようです。
あなたがこれから出会いを重ねたい人たちが、あなたに対し何をメリットに感じるのか? ちょっと固っ苦しい感じになりましたが、先ほど書いた読書の習慣のように、自分にとっての当たり前が武器になることもあるので、先入観を取っ払って、自己の棚卸しをしていただけたらと思います。
まとめ
不思議なもので、躊躇いながらも1人、本当に尊敬できる人と接点を得られたら、それまで出会いに対し抱えていたブレーキのようなものが、スパッと取っ払われます。いわゆる成功体験が次の成功を作るというものに、似ています。
「出会えない」「自分なんて会ってはくれない」という思い込みが、あなたからチャンスを奪っていることが実は多いです。なにしろ僕自身、以前の自分を振り返ってそう感じていますから。
- 「自分なんて」というブレーキを外そう。本当に善思考を持った人は、格上であっても、自分を理解してくれることに喜びを感じてくれる
- SNSはオンライン時代らしい、出会いを創出するツール。いろんなSNSがあるが、それぞれがどんな特性を持っているのかを知り、出会いに「活用」するのが大事
- 相手が自分に会ってメリットを感じる「武器」を持とう。持っているスキルはもちろん、いまあなたが当たり前と思っていることだって武器になりえるから、棚卸しをしてみよう
以上、今回は、自分を劇的に変える出会いを増やすには? というテーマで書いてきました。意識1つ変えれば、本当に見える世界は変わってくるので(経験上)、少しでもあなたに生かせる部分があると幸いです。 ではでは。
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