起業に向かない人の4つの特徴【起業2年目の僕だから分かること】

ご覧いただきありがとうございます。マーケティングコンサルタントの大鹿です。

今回は、起業に向かない人の特徴をお伝えさせていただきます。

僕自身は起業2年目ですが、この1年と少しの期間の間にも、起業してうまくいかない人・伸び悩んでいる人を数々見てきました。

うまくいかない原因は、創業初期だからこそやるべきこと・身につけるべきマインドをクリアせず、「漫然と」「なんとなく」過ごしているから。

逆にいうと今回お伝えすることは起業して伸び悩まないためのチェック項目となりますので、今後起業を志す人はこれを反面教師として、取り組んでみてください。

特に、「これに当てはまるとまずうまくいかない」という最重要4項目について、お話します。

目次

起業に向かない人の特徴①「リサーチをしない」

起業する人がいたら感覚的に6〜7割くらいの人が「リサーチ活動」をしません。ではリサーチすべき項目は大きく何かというと、

  • ビジネスのターゲット(お客様にしたい人)が抱える悩み・価値観・ライフスタイル
  • 市場規模
  • 競合の取り組み・強み・弱み

この3つです。市場規模についてはまあ実施するかもしれませんが、「ターゲット」「競合」についてのリサーチをちゃんとする人はごく少ないです。

ですが、自分のお客様が「何を求めているのか」が分からないと商品・サービスを届けようがないですし、日々何に悩み、どんな価値観を持って生活を送っていくのかが分からないと、効果的な情報発信もできません。

結果的に誰向けなのか分からない商品・サービスを提供しては「売れない」と悩んだり、情報発信をしてもなんの反応もなく、自己嫌悪に陥ることになってしまいます。

矛盾するようですが、最初からターゲット像が明確に分かることはまずありません。だからこそ、実際にターゲットに近しい人に会って話を聞いたり、身近にいなければターゲット像と接点を持つための活動を重視して行うべきなのです。

これを怠ると、自分勝手に頭の中だけで作り上げた架空のターゲットを対象としてしまい、誰にも届かないビジネスになってしまいます。

また競合についても、リサーチを怠るとどうなるかというと、「あなたが選ばれる理由」が生まれないということになります。

「自分の魅力でファンを作ることが大事」という意見もありますが、それは競合と競合との隙間を埋めるために計算づくで取り組む戦略です。決して、表面的な言葉尻りに惑わされないようにしましょう。

起業に向かない人の特徴の中でも、リサーチをしないことは致命的なダメージになります。地味だしやりたくないという気持ちも分かりますが、起業してうまくいっている人ほどきっちりリサーチに取り組んでいます。

リサーチに時間をかけているからこそ、事業の方向性を何度も変えるなど、余計な手戻りもなくなります。決して軽く見ないようにしましょう。

起業に向かない人の特徴②「テストをしない」

リサーチを入念に行っても、売れるか売れないかは極論出してみなければ分からないものです。

それなのに、いきなり大きく販売をしたり、広告費を多大につぎ込んだりと、一か八かの勝負に出てしまう人は多いです。

しかし、一昔前の「ものを出せば売れる」時代と今は違います。前述のリサーチ活動とも共通しますが、お客様の趣味嗜好・価値観は多様化していて、一か八かで売れるほど甘くはないのが現実です。

そうならないためにも、無料または安価でモニターを募ってお客様から感想をもらい改善の役に立てるなど、「テスト」を重ねることが重要です。

テストもせずに「売れない」と悩み続け、ろくに売上も立っていない人は本当に多いです。

まず手の届く、小さな範囲からでいいんです。テストをすれば「お客様の声」というお墨付きももらえますから、身近な知り合いにでもお願いしてみましょう。

ここで「自分は安売りはしない!」などと意固地になっていては結果はついてきません。テストは欠かせない販促活動の一環として、取り組むべきことです。

起業に向かない人の特徴③「やり方に固執してしまう」

ここからはどちらかというとマインド論になります。

よくある起業に向かない人のマインドとして共通するのが、「やり方に固執してしまう」ことです。たとえば、

そもそもターゲット層が使っているのかも分からないのに、「このSNSを使わなければならない」

他にも方法があるはずなのに、「この稼ぎ方しかしたくない」

人と接点を作るしかビジネスは成り立たないのに「営業はしたくない。人と会わずに、なんとかネットから集客したい」

細分化すれば、もっといろいろな事例があるでしょう。

もしうまくいっているのならそれは勝ちパターンということなのでいうことはありません。しかし、伸び悩んでいるのになお従来のやり方に固執することは、自分から結果を遠ざけていることに他なりません。

こういうと「でも、あの人はうまくいっているから」という反論が返ってくることが多いです。しかし、今成功している人だって、わざわざ表に見せないだけで失敗も挫折も改善も何度も繰り返しています。

ビジネスというのはテストと改善の連続で、うまくいくことの方が少ないのが現実です。

良い意味でこだわりを捨てて貪欲に取り組める人ほど圧倒的なスピードで成果を手にしています。確かに感情的には落ち込むこともありますが、うまくいかないと分かったらさっさと次へ進めるような、潔さこそが起業には大切です。

起業に向かない人の特徴④「素直に行動しない」

せっかく成功事例があるのに、自分の考え方・やり方と合わないから取り入れないとか、人が善意でアドバイスをしているのにやらないとか、「素直に行動できない」のは大きな欠点です。

停滞しているから悔しくて悩んでいるはずなのに、改善行動をしないわけですからいっていることとやっていることが矛盾しているんですね。

そうやって素直に行動し続けないでいると、次第に誰も助けてくれなくなり、ますます負のスパイラルに陥ってしまうわけです。

「いつか状況が変わってうまくいく」そんな神頼みで好転するほどビジネスは甘くありません。成功している人ですら、トライ&エラーを現在進行形で繰り返しているのですから。

素直ささえ備わっていれば、実はビジネスを改善するヒントをそこかしこに見出すことができるものです。情報にアンテナが立つようになるんですね。

そもそもほとんどの人は起業が未経験です。一部のごく天才を除けば、野球やテニスのフォームがコーチのアドバイスなしに身につかないように、起業も誰かのアドバイスなしにうまくいくことの方が少ないわけです。

そして素直に練習の虫になれる人がスポーツでぐんぐん上達できるように、起業も素直さが一番大事です。

まとめ

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。もしかしたら「耳が痛い」という人も、いたかもしれません。

でも、起業前に今回お伝えしていたことが分かっていてこれを回避できれば、うまくいく確率は格段に上がると思います。

それと、お気づきになったかもしれませんが「起業に向いていない人の特徴」それぞれが実はすべてつながっています。実体験で感じたことですが、向いていない人はすべてを悪い意味で網羅してしまっているのです。

もう一度改めて、起業に向いていない人の特徴を列挙しておきます。

  • お客様のニーズや競合情報も収集していないのに「リサーチをしない」
  • 売れるか売れないか分からないのに「テストをしない」
  • 伸び悩んでいるのになお「やり方に固執してしまう」
  • 成功事例やアドバイスがあっても「素直に行動しない」

これから起業する人は重々、これらの項目を自分の反面教師として、柔軟に起業に取り組んでくださいね!

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