【起業のリアル】起業したら3年は我慢の期間と心得る

ご覧いただきありがとうございます。マーケティングコンサルタントの大鹿です。

起業して事業を始めたら、すぐに結果が出ると考えている人が多いように感じます。副業の方もそう。

それは「たった1ヶ月で100万円稼げる」といった甘い情報を流す人たちの責任であり功罪ですが、現実はすぐ稼げるほど甘くないと思います。

一時的に稼げることがあっても、それはお金が入ってくる時期が「たまたま重なった」場合であることが多いです。稼ぐより稼ぎ続けることの方がよほど難しい。

先日、ある先輩コンサルタントさんの『3年は我慢の期間と心得るべき』という言葉を目にして、改めて僕自身、焦ってはいけないと感じました。

今回、いろいろな起業の先輩たちから教わってきた起業時の心構えをシェアさせていただくので、これから事業を起こすという方はぜひヒントにしてください。

目次

1年、2年で利益体質になるのが当たり前

おそらく、起業にキラキラとした憧れだけを抱いている人の多くが知らないことなのですが、事業計画を書く際は最低でも1年、通常でも2年は赤字が続くと見越して数値を整理するものです。

特に銀行から融資を得る場合は、トントン拍子で安定収益化していたら逆に信憑性がないものと思われるかもしれません。「こんな事業をしたいけど、自己資金だけでは耐えきれないから融資をして欲しい」というスタンスが当たり前だからです。

税理士の方などに話を聞いても、数字は厳しめに立てるのが普通だそうです。

それなのに、こと「起業」というキーワードに惹かれる人ほど、すぐ上手くいくと思っているから不思議です。

冒頭でも書きましたが、一時的に稼ぐことは可能です。なりふり構わなければ。

たとえばネットビジネスでは、そのような「一時的に大きい収益」を自分の格として語っている人が多いです。僕自身、初めは甘い気持ちでそんな言葉に惹かれて起業を志しましたが、ネットビジネスの世界の実情を知れば知るほど嫌になってしまいました。

なんとか稼げるだろう、という思い込みは甘く、サラリーマン時代に残しておいたお金が結果的に役立つことになりました。

だから起業はするな! 甘くない! ということではありません。自分の力を生かして自分の裁量で仕事ができるし、行動すればするほど良い出会いもたくさんあります。

しかし厳しめに事業を展望して計画を立てるのは最低限必要なことだと思います。

コツコツ「作業」をしていればいいわけでもない

これもネットビジネス界隈の「あるある」なので事例として共有すると、コツコツ作業をしていれば、ジワジワと収益が上がっていくと思っている人が多いです。作業というのはブログやSNSの更新のことです。

混合されがちですが、これらはまさしく「作業」であって「仕事」ではないと今なら分かります。

前述のように起業したら赤字覚悟です。本当になりふり構っていられないので、ブログやSNSで稼ぐといった遅効的なことは投資対効果が悪いのです。

たとえば書く仕事で収益を上げたいと思えば、近所の商店街を回って「チラシを作らせてください」とお願いした方がよほど早いわけで。しかも、その方がいち早く実践の機会に恵まれるのでコピーライティングのスキルも上がります。

作業は最低限やって当たり前のこと、というのが僕の認識です。それだけで終わってはダメで(お金を生みませんから!)、あくまで仕事を作っていく行動が主になるべきだと思います。

やりたいことより、まずできることで稼ぐ

やりたいこと、好きなことを志すのは僕も大事だと思います。未来のために種まきをする活動も必要です。

しかし現実問題、1年、2年まともな利益が出ないことを鑑みると、当面生活するための収益を得なければ起業を維持できません。

ですから自分の業務領域内において、場合によっては領域外において、「自分ができてお金になりやすいこと」もやっていかなければいけないです。

僕自身、収益を上積みするためにライターの仕事をすることもあります。それは自分ができて、求める人がいて、お金にもなりやすいからです。おかげさまでライター業に助けられているのも事実。それほど、稼ぎ続けるのは大変なんです。

起業するうえで副次的に培ったスキルや、会社員時代のスキルで、お金になりそうなことはないでしょうか?

整理しておいて損はないはずです。

他人と比較しても仕方がない

やりたいこと、好きなことですぐに収益を上げている人も、なかにはいるでしょう。実力より運が味方して稼げている人もいると思います。

特に最近はSNSでそのような人のキラキラとした一面が、目にしたくなくても入ってきて自己嫌悪に陥ってしまうこともあります。

でも…今取り組んでいるのは、あくまであなたのビジネスですから、他人を気にして比較しても、何にもならないというのが歴然とした事実なんですよね。

(もっとも、表に出さないだけで人の2倍も3倍も圧倒的に行動している人もいるので、表面ばかり見てうらやましいと感じるのは違います)

起業してまだうまくいっていないとしても、今少しでも仕事ができていることがあるなら状況に感謝をすべきですし、お客様にも感謝をすべきです。

他人のことが気になるなら、一度「なぜ気になるのか? どこから他人の情報が入ってきているのか?」を冷静に考えてみてください。

多くが直接・間接的に聞いたり、SNSから入ってくる情報だったりすると思います。で、そういったものはいっそシャットアウトしてしまうことです。

僕も他人のことが気になった仕方がないタイプでしたが、思い切って絶ってみても何もマイナスなことは起こりませんでした。むしろ、自分の周りには少ないながらも良い人が集まっていることに改めて感謝できるようになりました。

結果として人間関係がより良くなり、仕事につながることも増えています。

不思議なものですが、同僚の動向が気になる会社員より、駆け出しで人脈もそれほどない起業家の方が他人を気にするケースが多いようです。

僕自身の経験からも、真摯にビジネスを大きくしてきた先輩起業家の方に話を聞いても、他人を気にして比較するのは毒でしかないといえます。

それよりも、自分を導いてくれるメンターと1人でも出会うことの方が、よほど実りがありますよ。出会いの方に労力を注ぎましょう。

まとめ

一般的に起業している人はまだまだ少ないといわれますが、情報を収集したり意図して出会おうと行動したりすれば、多くの起業家と出会えるというのが体感です。

そのような人とご縁ができたら、ぜひ起業当初のことを聞いてみてください。

おそらく8割近い人が起業時は苦労した。なりふり構っていられなかった。稼ぐためにやれることはなんでもやった、といったことを話してくれるはずです。

起業したら『3年は我慢の期間と心得る』。楽な道、すぐに上手くいく道などなく、こちらが真実です。

地に足をつけて行動していきましょう。もしいま迷いがあるのなら、遠慮なく僕の無料相談にお申し込みください。

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今回のまとめ

  • 計画は厳しめに立てる。利益体質になるのに1年、2年かかるのは当たり前と思おう
  • お金になることから、できることから収益に変えていくことが大切
  • 他人と比較しても極論何にもならないので、毒だと感じたらシャットアウトする

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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