香川県高松市を拠点に、「地域集客サポーター」として活動している大鹿です。
今回は、「新しい事業を作っていきたいけど、うまく思いつかない。アイデアが浮かばない」というときの考え方について、お伝えしていきます。
結論からいうと、毎日ふとしたときに感じる“イライラ”を書き出しておこうというもの。なぜなら、イライラすること・面倒に感じることを解消するのが、ビジネスの原点だからです。
何もたいそれたことを考えなくても、日常の小さな気づきに、ビジネスの種になるものがあるかもしれない。本記事でお伝えすることが、ビジネス脳を養うヒントになればうれしいです。
イライラの「一歩先」を考える
社会課題を解決するような壮大なビジネスアイデアを考えようとしても、容易に思いつくものじゃないですよね。あなた自身が感じていない課題を探し出すより、日頃から抱いている課題を思い返してみる方が、ずっと簡単なはずです。
そこで具体的にイメージしていただきたいのが、日常にあるイライラ・面倒です。
たとえば、リング型のノートってとても便利ですよね。僕自身も毎日使うのですが、ものを書こうというときに、隣のページがパサパサ閉じようとすると、気が散ります。
リング型に綴じられているノートはページがきっちり開かれているので、そんなイライラはありません。
また、付箋(ポストイット)も歴史的発明なんて言われていますが、確かに便利です。ふと思いついたことをメモしたい、タスクを書き出したいというとき、手の届く範囲にあるととても重宝します。
今では当たり前になってあるツールも、日常にあるイライラ・面倒から生まれたものだと思います。先にも書いたように、あなた自身が想像できない課題の解決は簡単に思いつきようがないので、イライラ・面倒の「一歩先」くらいを考えるのがポイント。
そうしたことですら、ない時代のことが考えられないくらい「あって当然」になるわけですから、ビジネスの種は、案外身近なところにあるといえます。
自分の常識は他人にとっての非常識
たとえば、100円ショップを見てみるといいでしょう。お店のなかを見渡せば、「こんなニッチな悩みを解決するものでいいの?」というツールであふれているはずです。
そんな隙間的な商品でもヒットするわけですから、100円ショップはビジネス脳を養う格好のスポットといえますね。
結局、アイデアが思い浮かばないというときは、自分の頭だけで考えすぎているんだと思います。でも、考えてみてください。あなたの常識は他人にとっては非常識かもしれないし、その逆もしかりです。
他人と話しているときにアイデアが思いつくというのはまさにそれ。ですから、日頃から他人にイライラ・面倒についてコミュニケーションするクセを持った方がいいと思います。
そのイライラ・面倒について、他人はどういう感情を抱いているのか? どうなれば解消されるのか?
「人一人のイライラ・面倒の解消がビジネスの種になるのか?」と疑問に思われたかもしれませんが、一人の悩みの裏には、同じ悩みを抱える多くの人がいるものです。まずは「たった一人」の悩みを、徹底的にリサーチされることをオススメします。
日頃からイライラ・面倒を書き留める習慣を作ろう
意外と人がやっていないのがこれ。しっかり書き留めておくこと。ふと思いついた考えほど、すぐに忘れがちなものですよね。
携行しやすいメモ帳やノートを持ち歩いてもいいし、スマホのメモアプリに書き込んでもいい。日頃から書き出す習慣を持っておくと、イライラ・面倒をキャッチしようという意識になり、アンテナが張り巡らされます。
「こんなものがビジネスの種になるんだろうか?」というものも、先に書いたように他人にとっての非常識かもしれないですから、バンバン書き出しておく。二時的な作用かもしれませんが、常にこうしたことをストックしておくと、人と話す際の話題にも困らないですね(笑)。
あまり、考えすぎないことがキモかもしれません。パッと気になることがあれば、パッと書き留めておく。使えるか使えないかは、あとで判断すればいいと思います。
まとめ
短い文章のなかで何度もお伝えしてきましたが(笑)、日常に感じる小さなイライラ・面倒から発想するのが、ビジネスの種を生み出すキモ。
ついついたいそれたことを考えてしまいがちですが、小さなことや「一歩先」くらいに視点をズラしていくことが、案外重要です。灯台下暗しなんていいますが、人は足元ほど見えないものでもありますから。
- 今では当たり前となっているツールも、日常的な課題から生まれたもの。イライラ・面倒の「一歩先」を解決できるものはなにか? 考えてみよう
- 自分の常識は他人にとっての非常識。日頃からイライラ・面倒についてコミュニケーションするクセをつけよう
- イライラ・面倒を書き留める習慣をつけておけば、ビジネスの種をキャッチするアンテナが生まれる
ビジネスの種なんて簡単に生まれないからこそ、日1日に感じることにいかに価値を持たせるかが大事なんだと思います。日頃からアンテナを張って、生活をしていきたいものですね。
今回お伝えしたことが、あなたのビジネスの種を生むヒントになれば幸いです。お読みいただき、ありがとうございました。
コメント