「何を」以上に「誰と」仕事をするか? 考えるべき2つの理由

元編集者として800件以上を取材。質問力で実店舗・中小企業様を選ばれる存在に導く、地域特化Webコンサルタントの大鹿です。

提供する商品・サービスはもちろんのこと、ともにビジネスをする仲間・人脈も、1つのリソースとして手にしておきたいもの。今回は、「誰と」仕事をするか考えるべき理由について、お伝えしていきます。

いま計画している事業に準備期間があるなら、身につけるべきスキルや実務的なことは最低限として、パートナー作りも重要だと実体験から感じています。

事業という形では僕もスタートして間もないですが、参考にしていただけることがあるとうれしいです。ぜひ、最後までお読みください。

目次

事業の可能性が広がるから

僕はWebを使った販促の提案を軸に、マーケティングとライティングを専門にしています。しかしながら、WordPressを立ち上げるくらいはできるものの、ホームページをデザインしたり、コーディングしたりするような複雑なことはできません。

でも…ホームページ制作も、事業としては提案内容に入れています。制作を請け負ってくれるパートナーが複数人いるから。

「外注するのね、はーん」と思われたとかもしれませんが、その通りとえばその通り。ただ、どちらかというとチームを作る感覚です。

ホームページの制作ができる人は、マーケティングとライティングが専門であるわけではありません。逆に僕は、制作はできません。けれど2つがかけ合わさったら、ただの「ホームページ作ります」より説得力のある「あなたの会社のファンが1万人増えるホームページを作ります」のようなことができるわけです。

かけ合わせて付加価値を生む。

これが、パートナーがいない。はなからパートナーなんて考えていない。となると、かなり可能性が狭まりますよね。自分個人のできることしか、事業にならないのだから。

協力してくれそうな人がいたら、その人の能力を見極め、なおかつ自分の能力を知ってもらうということが重要になると思います。お互いに不足している能力を補うことで、1+1が2以上の付加価値を作っていくことができます。

不安をかき消せるから

「こういう事業をやりたい。でも、自分一人ではできない。心細い」というとき、それでも手探りでやっていくより、一人でもパートナーの存在があると、一気に不安がかき消されます。

もちろん不安は自分自身が作り出しているもので、動き出せばなんとかなるものもありますが、安心感が違う。たとえその時、タイミングが悪くパートナーの力を借りることができなくても、別の協力者を紹介してくれるかもしれません。

事業を始めるにあたり、何が不安・ネックなのか? 俯瞰してみるのが大事ですね! モヤモヤと悩んでいても悩んでいるままだというのは、僕自身思い知りました。

いま取り組んでいる事業に対し、自分個人にあるリソース、ないリソース。ないリソースを埋めてくれるパートナーは誰と誰か。協力することで、どういった付加価値を生み出すことができるか。

SWOT分析という、自分の強みと弱みを分析するフレームワークがありますが、弱みを自分自身の力で埋めようとしても、簡単に埋まるものではないと、ある先生から教わりました。

弱みがあることは、ライバルとの埋めようのない差でも、隠すものでもありません。先にも書きましたが、パートナーの力さえあれば、お客様が2倍も3倍も喜ぶ付加価値になります。

悲観的になることはまったくないですし、弱みは弱みで埋める手段を考えながら、自分の能力を徹底的に磨いていく。これが、独自の価値を形成していくことにつながると思います。

準備期間はパートナー作りも重要!

僕の場合は副業から小さく初めて事業化していったので、その間を使って、パートナー作りにはかなり力を入れてきました。というより、ともに頑張る仲間が、見方を変えればパートナーでした。

ビジネスコミュニティに入って、ビジネスを学びながら、仲間たちと切磋琢磨しながら、事業化に向けて行動してきました。こういう場所って人それぞれ持っている専門技能も目指す道も違うものですが、1つの目標に向かって努力しているという共通項があります。

「ここ、活用しない手はないよな」。みんな仕事の獲得に向かって頑張っているんだから、自分が発注者になってもいい。そう視点を変わってからは、コミュニティメンバーたちの強みを観察するようになりました。技能的な面も、考え方の面も。この人とならこんなことができるな。あの人となら…と、いろいろビジョンが浮かぶわけです。

逆に、僕自身がメンバーの仕事を手伝ったこともあります。どちらかというといただいてばかりなので、もっとお返ししていかないと!(笑)

もし事業を小さくスタートできる状況であれば、思い切って「パートナーになってください」とお願いしてみることをオススメします。

「断れられるかも」とモヤモヤしてお願いできない。そんな心の問題の方が実は大きくて、日頃の関係作りができていれば、案外うまくいくものです。

まとめ

提供すべき「何を」はもちろんですが、パートナーになってくれる「誰」の輪を広げていくことも、れっきとしたリソース構築になります。

自分一人で仕事はできるものではないですし、認めてしまった方が、事業の可能性はグッと広がるし、結果的に立ち上がりの不安もなくなるものなんですね。

僕自身、今後も「誰を」の部分に注力していきたいですし、誰かにとってのパートナーでもありたい。

「何を」以上に「誰と」仕事をするか? あなたにとっての「誰」、具体的にイメージが浮かぶでしょうか? ぜひ、事業をスタートさせるタイミングであれば、見つめ直していただくきっかけになればと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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