ご覧いただきありがとうございます。マーケティングコンサルタントの大鹿です。
誰でもどこでもいつからでも、持てる才能を100%発揮するためのお手伝いをしています。
今回は、忙しい目の前の仕事に振り回されず、長期的な仕事に取り組むためのコツをお伝えさせていただきます。
自慢ではありませんが、はや15ヶ月ほど「note」というブログ媒体を毎日更新し続けています。
最初はたいしてアクセスもなく、どう結果につながるか分からない時期はただただツラかったことを記憶しています。初期は、なんとかテンションだけで乗り切りました(苦笑)。
しかし3ヶ月、半年と続けていくうちにそれが出会いや仕事のきっかけになったり、セミナー活動の集客につながったりしています。
この行動は目の前の「生きていくための仕事」ではなく、長期的に花開くことを見越した仕事。きっとあなたにも、このような未来のために取り組んでいることはあると思います。
長期的な仕事ってそもそもなんでしょう?
今、頭の中で日常的に取り組んでいる仕事をリストアップしてみてください。紙に書き出していただいてもいいですし、手帳にすでに記録しているのならそれをチェックするのでも構いません。
その中に、長期的な取り組みはどれくらい入っているでしょうか?
たとえばスキルアップのための勉強であったり、人脈を増やすことであったり。僕でいうブログのように、遅効性で働くような取り組みもここに含まれます。
しかし、それらの順位がだいぶ下方にあったり、ほかに優先すべきことが出てくれば容易にスライドされてしまうようなポジションにないでしょうか?
「やらなければいけないと、分かってはいるんだけどテンテンテン」みたいな感じです。まァ、僕も偉そうなことはいえませんけれど(汗)。
放っておくと、これらはずっとクリアされないまま風化してしまいかねません。正月に意気揚々と立てた新年の目標が、翌年になっても達成されていないように。。
なぜ風化してしまいがちなのかというと、長期的な取り組みとは明確な成果が見えないものだから。形のある成果に向かって近づいていくものではなく、種まきをし続けなければいならないもの、と考えていただくといいです。
芽吹くまで1年、2年平気でかかると思います。
そして長期的な仕事は、その性質からして「やろう」と思ってやり続けるのは非常に困難です。なぜなら、モチベーションはやり始めたスタート地点がピークであり、ドンドン落ちていくものだから。
それを意思だけでカバーするにはよっぽど頑強な心が必要です。。
日常の仕事と長期的な仕事をカテゴリー分けする
では、長期的な仕事に当てる時間をどうやって確保すればいいのか?
忙しいと、どうしても期日が近い仕事からやってしまいがちです。それも無理はありません。目の前の仕事=飯の種、ですからね。
対して、進んでも進んでも目標に近づいているか(一見)分からない長期的な仕事は、後回しにならざるを得ないわけです。「仕事」というカテゴリーの中に無造作に入っていては、、
ですからまず、日常の仕事と長期的な仕事を別のカテゴリーに分けてしまうことが大切です。そもそも、両者を並行させない。
先ほど説明したように、長期的な仕事は日常仕事とそもそも性質が違います。明確な成果が見えず、種まきをし続けなければいけないもの、という点で。
長期的な仕事は、1日・1週間、あるいは1ヶ月の中で費やすタイミングをキッチリブロックしてしまいましょう。日々のリズムの中に組み込み、まるで歯磨きをしたりご飯を食べたりするように、こなせるようにします。
たとえば冒頭でお伝えした僕のnote更新の活動は、朝何時から書き始めて何時には更新する、というのを自らにルール付けしています。初めは思うようにいかないときもありましたが、慣れてくるにつれてだいぶ苦ではなくなりました。
文章力というのは筋力と同じようなもので、維持するには負荷をかけ続けなければいけません。毎日習慣的に続けるからこそ、書く力が保たれるわけです。
そのようにして長期の仕事ができる環境を整えながら、日常的な仕事に負荷をかけていく。そうすると両サイドともスムーズにこなせるようになっていきます!
自分の中の労働者の部分と経営者の部分を切り分ける
日常の仕事と、後々になって芽吹く長期的な仕事はこう見ることもできます。
労働者の時間と経営者としての時間
労働者の時間は目の前のお金を生む代わりに替えのきく仕事です。たとえば単純作業のような。一方、経営者の時間は替えのきかないあなたにしかできない仕事になります。
僕もそうですが、ひとりで仕事をしているとキッパリどちらかを捨てるのは難しいです。だから、どうしても目の前の飯の種である労働者の時間を優先してしまいがちです。
しかし、長期的な種まきもし続けなければ、今は食えていても半年後、1年後も同じ状況か? というと分かりません。あるいは同じ状況をキープできても発展がない、ということになります。
仮に種まきをしなかった未来のことを考えてみてください。恐ろしくありませんか?
「お金は取り戻せるが時間は取り戻せない」といわれます。自分の時間の中に、いかに経営者としての時間を増やしていくのかは避けられない命題です。
そのためにも、なるべく替えがきく仕事は外注したり、やることとやらなくていいことを見直したり、思い切って「えいっ」と経営者時間をブロックしてしまったり…といった施策が重要になります。
日常仕事がスケジュール通りに進まないときの対処法
そうはいっても、日常仕事が突発的な問題への対処や外注の進捗遅れなどでスケジュール通りいかない、といったことはあると思います。
結果的に、取ろうと思っても経営者としての時間が取れないという悩みに変わっていってしまって…。
そうならないためにも、問題はなんらか起こるものとしてスケジュールにバッファ(余裕)を取っておくのも大事です。毎日ギチギチに予定を詰めるのではなく、予備時間のようなものを設けておくということです。
これはなにも、仕事の総量を減らすということではありません。これまで毎日100%で推移していた仕事のパワーバランスを、たとえば120%・90%・120%・70%・100%…のように有機的に動かせるようにします。
そうすれば90%や70%の日をバッファとして確保することができます。
同時に120%の日も、タスクや外注の見直しなどによって実質手を動かす時間を減らしていく。
もしくは生活スタイルの見直しも視野に入るかもしれません。
昼間、眠気でウトウトして仕事のパフォーマンスが落ちるくらいなら、いっそのこと10分でも15分でも仮眠を取ってしまう、とか・・・自分のことですけど(笑)。
いずれにしても“力技”だけで解決しようとしないことです。冷静にロジカルに考えたいものです。
まとめ
今回は、忙しさに追われずに長期的な仕事に集中する方法をお伝えさせていただきました。
聞いてみれば特別なことは何ひとつなく、単純なことしか言っていないと思います。しかし、いざ仕事モードに入っているときだと、どうしても目の前の収入がちらついて未来の仕事の重要性が薄れてしまうものです。
それは仕方のないことなのかもしれません。だからこそ、歯磨きのように当たり前にできる、習慣の力を1日も早く身につけたいものです。
今回のまとめ
- 長期的な仕事は日常の仕事と違い、明確な成果が見えないものの未来に芽吹く仕事のこと
- 長期的な仕事のために使う時間は、あらかじめブロックして絶対に死守する
- 日常の仕事にバッファ(余裕)を取り、長期的な仕事を潰さないようにする
「自分にとって効果のある『長期的な仕事』ってなんだろう?」と思われた人もいるかもしれません。人それぞれ、職種が違えば将来のビジョンも違うので、テンプレ的に「これ」といえないのが長期的な仕事だと思います。
もし今回、お読みいただいて未来への時間投資に迷われたなら、ぜひ無料相談をご活用くださいね。壁打ち役として、あなたをサポートします。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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