自分を客観視する力を手に入れたくありませんか?

昨今、「メタ認知」と言う言葉がよく語られるように、自分を客観視する力の重要性が増しています。

なぜか? それは時代とともに価値観が多様化し、絶対的な正解と言うものがなくなったからです。物事の正解は1つではなく、2つ3つとあることもザラですよね。

そうした中で誰もが、自分が物事をあるがままに客観的に見ていると思いがちです。しかし、どれだけかき消そうとしても主観や思い込みは必ずあります。

大事なのは、自分自身の主義主張も他人の主義主張も、どちらもをフラットに認めること。それは1つの車を2つのエンジンで駆動させるようなイメージに近いかもしれません。

地味に見えますが、他者と関わっていく中で非常に有益な力「客観性」を身に付ける方法を、僕なりにお伝えしていきたいと思います。

目次

客観性は必須のビジネススキル

僕は相談業と言う仕事柄、「客観性」をとても重要視しています。1人の人間ですから「それは間違っていて本当はこうでしょ」と言いたくなる場面もあります。が、なるべく言葉を飲み込んで、まず相手の考えを聞くように努めています。

まだまだ未熟ではありますが、そんな僕から見ても、物事を頭ごなしに決めつけたり、自分よがりでわかったふりをしている人も多いです。

このような主観と主観のぶつかり合いでは人を動かすことはできません。いくら口が上手くその場では理解したように見えても、相手が主体的に行動するきっかけを与える事はできないです。

相手の目線と自分の目線を合わせる事は簡単なことではありません。人を100%理解することなど本来はできないのでしょう。

しかし、未熟な自分を認めて目線と目線を近づけようとすることはできます。自分を決して過信しないこと。それが腑に落ちた瞬間、相手を「動かす」のではなく「動くための手助け」ができるようになると感じています。

人はポジショントークをする生き物

どんなに説得力があって腹落ちする話をする人であっても、人間はポジショントークをする生き物だと考えた方が気が楽です。

ウェブサイト1つとってみても、何よりもデザインが大事だと言う人もいれば、発信するメッセージの方が大事だという人はいます(どちらかではなくどちらも大切)。またYouTubeが良いという人もいれば、Instagramが良いという人もいます(これは目的と用途による)。

考えてみればポジショントークが生まれるのは当然なのです。なぜならすべてのことを体験し、極めることなど誰にもできないのだから。人は、自分の経験の中からしか物事を評価できません。

そしてそれは自分でさえも、です。絶対的な正解などないんですね。あなたの正解は正しいし他人の正解も正しい。現実は白黒はっきりつかないものです。

他人の言い分を盲目的に受け取って正とするのではなく、必ず自分の身で体験するなりして「判断」することが大切だと思います。

誰もが「パラダイム」に基づいて生きている

名著『7つの習慣』には第一の原則として「パラダイム」という言葉が登場します。

パラダイムとは人それぞれが持つ思い込みの事。人は誰しも必ず、このパラダイム=思い込みを持って生きています。

例えば、目の前にいつも物静かな人がいるとします。ある人はその人を根暗な人間と思っているかもしれません。しかしある人は落ち着いて、物事をよく考えてから喋る人と思っているかもしれない。

このように、同じものを見ていても、人がこれまでに培ってきた経験や考え方によって見え方は180度異なるわけです。そして、外側から見ているだけでは正解など絶対に分かりません。

パラダイムを消し去ることはできませんが、思い込みと言う傾向が人にはあると分かっているだけでも、他人との接し方が変わると思いませんか?

先ほども書いたように、この思い込みに正解や間違い、あるいは優劣といったものはありません。逆に、こうしたことに近視眼的にとらわれてしまうと、客観的なものの見方ができなくなってしまうので要注意です。

他人が持っている思い込みを自分よがりに評価するのではなく、認められるだけの心の広さを持ちたいものです。

刺激と反応の間のポケットを意識する

これも『7つの習慣』に書かれている事ですが、人間が物事から受ける刺激と反応の間には「ポケット」があると言われます。

例えば、「君はタイピングが遅い」と言われたらすぐに「なんでそんなこと言われなきゃいけないんだ」と反論したくなるものですが、ここで一呼吸おいてみてください。

事実として感情を害しているわけなので、ムッとしたくなるのも当然ですが、僕たちは、それに脊髄反射のように応える必要もまたないのです。

ポケットを想像してみましょう。嫌な言葉は一旦そのポケットに放り込んで。

例えば上記の場合、「自分は慎重でタイプミスをしたくないから、時間をかけてでも正確にタイピングをするようにしている。結果的に、この方が手戻りがなくなり、精度も高まるんだよ」などと、反論で返すことなく理知的に返すことができます。

僕自身、このポケットと言う考え方を実践するようになってから他人とのコミュニケーションの摩擦が減ったと感じています。

相手が矢継ぎ早にものを言うからといって、あなたも無理にそのペースに合わせる必要はありません。刺激が入ってきたら、一度ぐっとこらえてポケットに放り込んでみてください。

このステップを踏むだけでずいぶんストレスが軽減されますし、主観で主観に反応することなく、客観的に物事を考えられるようになりますよ。

「まず調べる」クセをつける

客観性を手に入れるための習慣作りとしてお勧めしたいのが、「まず調べる」クセをつけることです。

「調べない」ことによる悪例としてわかりやすいのが、ものづくりのケースです。

僕が以前勤めていた会社では商品開発担当者の主観だけでものづくりが行われていました。

「こういう商品は他社にないから売れるだろう」「チョコ味がメジャーだからうちは抹茶味にしてみよう」といった思いつきだけでものづくりがなされます。しかし「なぜそれが売れるのか」と言う根拠を示すことができないために、僕たち営業は販売に非常に苦労しました。

このような事は、日本の中小企業では日常茶飯事ではないかと思います。会社の命運を握る、商品開発が思いつきで行われているのが普通だったりします。

こうしたギャンブル的なやり方ってどうなんでしょう? 何度も書いてきたように、絶対的な正解などありません。

であれば、なるべく成功確率を高めるために、主観ではなく、客観的な周辺情報を手に入れることが面倒に見えて1番の近道です。

商品開発にしても、今市場ではどんなものが売れているのか? 競合他社はどのようなアプローチをとっているのか? と言ったことや実際に市場の商品を体験するなどして簡単に調べることができます。

どこまでやるかはさておき、調べれば調べるほど思い込みから解放されて、客観的な目線で物事を考えられるようになります。

話す1割・聞く9割のバランス

普段のコミュニケーションにおいても、客観性を獲得する訓練ができます。それは最大限「聞く」に接することです。

イメージとしては話す1割・聞く9割くらいのバランス。9割の意識を持っておくと、実際には6〜7割くらいのウェイトになると思います。

話す方にウェイトを置くと相手を色眼鏡で見てしまいがちです。対して聞くことに努めると、たとえ相手の話にツッコミたくなっても、ぐっと堪えるクセをつけることで理解しようとする姿勢が育まれます。相手の目に映る印象もいいですね。

僕は相手の言葉を「。」まで聞き切る事を意識的に自分に課しています。それはもちろん「違うでしょ?」と言いたくなることもありますが、言葉を飲み込むように努めています。

やはり自分が絶対ではないと言う意識付けがあるからです。

こういうと「聞くばかりで主体性がない」と言うふうに見られることもあるのですが、いやいや、覚悟の表れでもあります。どんなシチュエーションでもまず相手を優先して聞くって相当な覚悟が必要です。

相手より先に目の前の人のことを知ろうとする。こうすれば客観性はだけでなく、信頼性も生まれて将来的なコミュニケーションを円滑になります。

我慢は必要ですが、相手の目線で物事を見るために取り組んで良かったことだと感じています。

まとめ

客観性を手に入れるための方法について、今回はまとめてみました。

主観で物事を判断するのは避けられないことです。だからこそ、人間は思い込みにとらわれていると言うことを自覚し、人それぞれの主観を俯瞰的に見られることが大事。

客観性を手に入れることで、無用なトラブルを避けることができ、コミュニケーションが円滑になったり、新しいアイディアが創発的に生まれたりします。

決して主観を0にしようと言うことではありません。各々の考え方をフラットに認めること。価値観が多様化している今の社会の中で必須のスキルだと思います。

今回のまとめ

  • 客観性を手に入れ、頭ごなしに人を動かそうとするのではなく「人が主体的に動く」手助けができるようになろう
  • 人は思い込みにとらわれていている生き物。主観をかき消すのではなく、それぞれの主観があることを俯瞰的に理解しよう
  • 「すぐ調べる」「聞くに徹する」普段の習慣付けで客観性は身に付く

これも一種のポジショントークですが、客観的な意見をくれるメンターをつけるのもオススメです。自分では分からない盲点に気づくことができますから。

手前味噌ですが無料相談で僕も壁打ち役を承っております。お気軽にお問い合わせくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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