客観的に見ても素晴らしいスキルを持っているのに、「自分にはできないんじゃないか?」と歩みを進められない人がいます。
あなたがもし、同じような悩みを抱えているのだとしたら、読んでみてください。
かくいう僕も「できない迷い」の塊のような人間だったのですが、だんだん「とりあえずやってみてから考える」という思考に変わっていったように自分を振り返ります。
「自分にはできない」という感情の対処法として、「いいからやれ!」と根性論を唱える人もいますが、誰かから「やれ」と言われて素直に変われるほど人は強くないというのも、また真実です。
ではどうすればいいか? 僕なりの答えは
やってみて結果を出している人と出会うこと
です。成功している誰かの背中を見て、『自分ごと』にしていく。
自分の内側に「できるか? できないか?」という答えを求めても、堂々巡りなのです。外側に求めるようにしてみませんか?
こう書くと「でも、その誰かと自分とは違う」と、いいたくなるかもしれません。
はい、実際違います。持っているものも境遇も、人それぞれまったく違う。
でもですよ。ということは、あなたより“地”の資質は劣るかもしれない人だって、「とりあえずやってみて」試行錯誤して結果に変えているということです。
成功したあとの結果だけに目を向けるから、「自分は違う」と考えてしまうのではないかと思います。けれどその誰かだって、初めからそうだったわけじゃない。
初めはいまのあなたより劣っていて、迷いながら這い上がってきたのかもしれません。
最近では人と人とのコミュニケーションすべてがネットで完結してしまうことも多いですが、人のパーソナルな話を聞くためには、やはり会って話すに勝るものはないです。(Zoomでもいいですし。顔が見えることがキモですかね)
結果を出している人は良かれ悪かれ、ネット上ではポジショントークをしています。多少の脚色もあります。だから実際に対面し、素のその人に、「できない迷い」をどう振り切ってきたか? を聞いてみる。
不思議なことに、その人もまた「自分より先ゆく人の背中を追ってきた」なんていうものなんですけどね。
誰もが強いわけではないです。
多くの人が「小さなできない」を積み重ね、自信とスキルを確かなものにして、次のステップへと進んでいます。そして成功している人は、今もそれを繰り返しているんです。
ここからは僕の考えですが、できないことがあるのは、ある意味チャンスでもあります。
「できないかも」と自分の内側でモヤモヤしているから悩むのであって、できないことへ飛び込んでみたら、嫌でもできるように自分を成長させることになるから。
僕が同じ場面に直面したとき考えるのは、できないことのなかでも、本当に不得手なこととできることを細分化してみることです。そしてそれらを書き出してみます。
未経験であるために不得手と感じているなら、本を2冊でも3冊でも買って読んでカバーする。ネットで調べまくる。多少お金を払ってでもアドバイスを求められる人が周囲にいたら、聞いてしまう。
一方、できないことのなかに一部でもできることがあれば、そこで求められている何倍も価値提供できるように努めれば、トータルでは「できる」に変わることもあります。
そもそも「できないかも」という感情自体曖昧ですし、何が・なぜできないのか俯瞰してみることが大切ですね。
話を戻して、おそらく僕を含め人それぞれ、できないことへの付き合い方があるということです。これは「できないかも」と自分の内側に閉じこもっていては気付けないことですし、だからこそ他人の考えやアプローチに触れてみることが必要だと思います。
答えを自分の外側に求めるようにしてみませんか?
少しでも迷いや悩みを解決するヒントになればうれしいです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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