【残酷な真実】「待つな! ちょうどよい時期など決して来ない」

「待つな! ちょうどよい時期など決して来ない」とは、『成功哲学』で知られる思想家、ナポレオン・ヒルの言葉。

元編集者として800件以上を取材。質問力で実店舗・中小企業様を選ばれる存在に導く、Web販促コンサルタントの大鹿です。

ビジネスではどんな物事も、待っているだけでは完璧なタイミングをとらえることはできませんよね。キーマンがつかまったら、もうちょっと信頼を積んでから、◯◯が手に入ったら…。あなたにとっての最適なタイミングと、お客様にとってちょうどいいタイミングは必ずしも一致しません。というより、まず合わない。

どれだけいい商品を持っていても、技能を有していても、待っているだけではチャンスを逃してしまいます。一生に関わることでさえも。残酷ですが、これが現実です。

今回は、チャンスを逃さないために絶対に意識したいことについて、書いていきます。

目次

つかみにいってはじめて、チャンスの輪郭がわかる

チャンスとは漠然としたもので、手繰り寄せる行動をしてはじめて、その全体像が分かってくるものです。このチャンスを手にするために何が必要なのか? 誰の力を借りなければいけないのか? リターンは具体的にどれくらいあるのか?

チャンスがくっきり輪郭を伴ってこちらにやってくる頃には、ライバルに取られていたり、今さらあなたでは手に余る機会になっていたりします。

あなたが準備しきれている・いないに関わらず、飛び込んでから、走りながら準備をするというのもチャンスを作っていくのには必要なことです。

僕はWebの活用方法をアドバイスするという商売柄もあり、お客様が「Webの何に困っているのか?」「ホームページの運用なのか?」「SNSなのか? SNSならどのメディアなのか?」ということを聞き出していかないと、そもそも仕事ができません。

相手の悩みの解決に自分のチャンスがあるので、問題の輪郭をとらえることがそもそも必須です。ホームページでもSNSでもなく、本質的に「自分の打ち出し方そのものが弱い」ということも多々ありますね。(というか、結構これです)

それでも、僕の場合特に、形のないサービスを売っていて、来店対応ができる場所がないこともあり、待っているだけではまず知ってもらうことができません。いくら僕が自分のホームページをお金をかけてキレイに作っても、それだけでは見つけてもらえない。

当たり前ですが、チャンスは自分の外側にあります。チャンスの輪郭がわかってはじめて、手の打ちようがわかり提案内容が浮かんでくるものなので、自分からつかみにいくことが大切ですね。

あなたの完璧は、【自分ベクトル】かも

キーマンや信頼や設備や情報や…条件が揃うまでにかかる時間と、お客様が求めるタイミングには、基本的にズレがあるものと思った方がいいです。

完璧になるまで待っていたら、もうプレゼンの募集が終わっていた。ライバルに取られていた。「待っていてあげていたのに、提案に来なかっただけでしょ」とあしらわれる。

完璧に近づける努力をすることは大切です。でも、相手ありきの完璧なのか、自分のタイミングに相手を合わせようとする【自分ベクトル】の完璧なのかには、大きな違いがあります。

僕は会社で営業マンをしていたので、会社の都合でお客様のタイミングに合わせられないことが多々あり、何度も悔しい思いをしてきました。ときにはできないことを僕の都合で動かそうとしてしまうこともありましたが、だいたいは瑣末なことです。

書類がどこそこで止まっているために間に合わない、ですとか。理由を聞くと、こう言われるわけです。「こっちにも仕事があるんだから」と。

別に僕も、自分の都合に関わることだけなら待ちます。しかし会社の目的は利益を上げることで、営業マンとして利益を上げるための活動をして、正当な手順を踏んでいるのに機を逃すことになったら、たまったもんじゃありません!

「この人間は、なんのために仕事をしているんだろう? どこから自分の給料が出ているんだろう?」

何度恨んだかわかりません。たぶんこの人は、僕が出した書類を、自分なりの完璧なタイミングで処理しようと考えていたのでしょう。

(その後、取引先に、「すいません、会社の都合で遅れます」と頭を下げることも、何度もです)

別に、ただただお客様の都合に振り回されるのがいいとは思いません。また、僕も個人で仕事をするようになってから、忙しさを理由にして仕事を遅らせてしまったこともあります。そのたびに、【自分ベクトルの行いだった】と反省しています。

相手にベクトルが向いているか。自分ベクトルだけになっていないか。日々仕事をしていくなかではいろいろな事態・事情が発生するものですが、ベクトルがどちらを向いているのかは常に意識したいところ。

もし自分ベクトルになってしまっていたら、最適なタイミングからズレが発生しているということです。危険の合図だととらえ直して、修正をしていきたいものですね。

言ったもの勝ちということもある

「今の自分にはまだできない」「準備が足りない、スキルが足りない」。そういってチャンスに飛び込まないのは、もったいないと思います。

なぜかというとチャンスを望む人みんなが「まだできない」と思っている可能性が大きいから。高いハードルほど、そういうケースが多いような気がします。

実際問題どこまでいっても完璧というものはなく、できるか? できないか? ではなく、やるか? やらないか? です。

「やります」といったらあっさり仕事が取れたということ、僕もあります。ただその時点では知識が足りなかったので、専門家の人にお金を払って教えていただきました。知識を「仕入れて売った」だけなので、まったく間違ったことだとは思いません。

結果、お客様が助かったのなら、それが一番ではないでしょうか。言ったもの勝ちは、軽薄のようにも聞こえますが、目的と結果が伴えば自分も相手も幸せなことです。足りないものを補うために、自分も成長できますしね。

誰にとってちょうどよいタイミングなのか? 【相手ベクトル】で物事を考えたいものです。

まとめ

ここまででも書きましたが、あくまで大事なのは自分にとって完璧なタイミングではなく、相手にとっての完璧なタイミングです。頭では分かっていながら、準備ができていなかったり、日々の忙しさに追われていたりすると、おろそかになってしまいがち。

  • 準備しきれている・いないに関わらず、走りながら準備をしてはじめて、チャンスの輪郭が見えてくる
  • 誰にとっての完璧なタイミングなのかを考える。自分ベクトルになっていたら、タイミングはまずズレている
  • みんな完璧なタイミングを待っているから、言ったもの勝ちできることもある

以上3つのポイントが、チャンスを逃さないために大切なことだと感じています。僕自身もいつもいつもできているかといえば必ずしもそうではないので、戒めとして書かせていただきました。

ただ、チャンスは絶対に逃したくないです! 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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