香川県高松市を拠点に、「地域集客サポーター」として活動している大鹿です。
仕事をしていると、その最中に感じる不安や悩みが心の多くを占めて、自分の生活がすべて仕事で埋め尽くされている。人生=仕事と感じてしまいがちですよね。
でも…本来、仕事は人生一部。人生のなかに仕事があり、仕事で失敗したり嫌なことがあったりしても、それが人生のすべての汚点になるわけじゃない。
今回は、日々の悩みや不安と上手に付き合うために、僕が大切にしている考え方をお伝えしたいと思います。
なかでも、1日1つでも感動をキャッチすることは、1日のなかに豊かさを加える大事な要素なので、ぜひ参考にしていただけたらうれしいです。
1日1つの感動を得る
人間、どうしてもマイナスな感情が心の多くを占めがちなので、意識的に気分がよくなることを見つけたいものですね。
僕の場合、夕方の犬の散歩が日課なので、その道中で見る景色のなかに、感動できるシーンを意識的に見つけるようにしています。
田舎道の川べりから見る夕暮れの色。地元のなんてことのない川と、紫色に変わりゆく日没の空とのコントラスト。暑い夏の、田んぼの畦道。冬のキーンと透き通る空。(美しい風景がいくらでも見つかるのが、田舎のよさ!)
すると、その日嫌なことがあって心が暗くなっていても、スッと晴れていくような気分になります。
あなたの身近にも、通れば必ず心が癒される場所、四季の豊かさを感じさせてくれる風景が、きっとあるはず。意識的に時間を作って、1日20〜30分でも、見に行ってみてはいかがでしょうか?
もちろん、感動を得られるのは何も景色ばかりではないと思います。お子さんがいらっしゃる方でしたらお子さんの日々の成長であったり、食べるものから感動を得ることもあったりするでしょう。
1日1つ感動をキャッチしようと意識的になるのが、日々に価値を生むための小さな行動なんじゃないかと思います。
不安や悩みを書き出す
不安や悩みは、自分の内から外に吐き出してしまうといいですね。
人間どうしてもマイナス感情を抱えがちですが、気分を悪くしてしまうものほど、忘れたくてもなかなか忘れないもの。
たとえ1秒2秒でも不安や悩みに苛まれているということは、1日かなりの時間を損していますし、総体的にパフォーマンスも低下しています。
外に吐き出すのに効果的なのは、紙に書き出すことだと思います。
スマホやパソコンのメモパッドも活用したことがありますが、文字1つひとつに感情を乗せるという点で、僕は紙を使った方がいいと感じています。
なるべく毎日、紙に書き出すという習慣を作ると、不安や悩みを抱えたときに、「早く吐き出してしまいたい」と思えるようになります。
その瞬間はイライラを感じていたりするものですが、紙に書き出し切ったとたん、スッと楽になるのを感じられますし、俯瞰してみることで、「なんだこんなことだったのか」と気づきが得られることも。
最初は書く時間を取ることに億劫になりがちですが、5分や10分はラクに習慣になっていくものなので、寝る前やお風呂を出たあとに、落ち着ける時間を作られることをオススメします。
人生のなかに仕事がある
つい忙しい日々のなかでは、仕事そのものが人生で、仕事がうまくいかなかったら人生そのものがうまくいっていないように感じがちですよね。もちろん、そうじゃないと内心分かっていながらも。
仕事=人生ではなく人生のなかに仕事があると感じるためにも、1日1つの感動を身の回りの世界から感じたり、不安や悩みを吐き出すといった手段をお伝えしてきました。
仕事で嫌なことがあったり失敗があっても、それがすべてじゃない。
相互作用はするものだと思います。
人生そのものを好循環で満たせば仕事だって満たされてくるはずなので、両方を切り分けるのではなく、人生という大きな輪そのものを充実させていくことが大切なんじゃないかと思います。
楽しそうに、やりがいを持って仕事をしている人は、実際そのように生活そのものを満たしています。1日を好循環で回している人が、どのようなことを日々に取り入れているのか、聞いてみるのもいいですね。
まとめ
悩みや不安はなくなることはないので、いちいちそれに感情を委ねるのではなく、上手に付き合っていく方法を考えていきたいものです。
- 1日1つの感動を得る
- 不安や悩みを紙に書き出す
これらはそのための1つの考え方であって、人それぞれ、さらに自分に合ったやり方があるはず。
嫌なことかもしれませんが、きちっと向き合ってみるからこそ、対処法も生まれてくるものなんじゃないかと思います。(だからこそ、紙に書き出すことをオススメしたい)
お伝えしてきたように、仕事=人生ではなく、人生のなかに仕事があるというのが本来です。
俯瞰して見てみる時間を5分でも10分でも作ってみることが、1日の総量としては小さいものの、価値あるものになっていきますから。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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