元編集者として800件以上を取材。質問力で実店舗・中小企業様を選ばれる存在に導く、Web販促コンサルタントの大鹿です。
集客や新規獲得に困っているけど、ついつい目の前の実務や売上を追うことに必死になり、なおざりになっていませんか?
やらなきゃいけないのは分かっているけれど、手間を考えたり、苦手意識があったりして、遠ざけてします。直接言葉でお聞きするわけではありませんが、そのように感じている人が多いんだろうな、といろいろな方とお話をしていて思います。
いやあ、分かります(苦笑)。
僕自身、四苦八苦しながら日々集客活動をするなかで、集客=ノウハウではなく、集客=マインドセットと考えるようになりました。あとでも書きますが、極論「やるか? やらないか?」だと思いますので、集客でお悩みの方は、ノウハウを追う前に読んでみてください。
決めつけないで。集客方法は無限にある
集客=テレアポだ、メールでアポだ、あるいはSNSだと決めつける前に、まず考えたいこと。それは、集客方法そのものは無限にあるということです。
僕も多種多様な手法を人から教わっていますが、パッと思いつく限りでも25個前後ありました。これはあくまでコンサルタントやライターとしての僕の手法なので、人によってはもっと多かったり、あるいは少なかったりするかもしれません。
しかしいずれにしても言えることは、「集客=これ」と決めつける前に、さまざまな方法が実は用意されているということです。そのなかからさらに、【ターゲットがいる場所に直接的・間接的にアプローチできて、なおかつ信頼関係を作りやすい方法】を検討していく。これが、集客を考えるということだと思うのです。
たとえば、「広告はお金がかかるから、やらない」と決めつけていませんか? けれどFacebook・Instagram広告なら、最低予算1日300円、1ヶ月1万円程度からできてしまいます。(1ヶ月1万円で効果をお約束するものではないので、悪しからず)
メールで営業するより、手書きで手紙を買いた方が、印象や信頼感が高まるかもしれない。
先ほど僕も「人から集客手法を教わっている」と書きましたが、どれも聞いたあとでは「そんなことか」というものばかりです。知っていたけど、それを集客に活用しようとしなかった。あるいは効果があるのに、苦手意識があってやらなかっただけ、というようなもの。
誰かから成功例を聞いたり、異業種のやり方をリサーチしたりするのもいいでしょう。いずれにしても、視野を広げることが大切だと、つくづく感じます。
集客は長期で取り組むもの
集客活動は先が見えないし、基本的にうまくいかないことの方が多いです。ですからどうしても、目先の仕事をこなすことが目的になってしまうものですよね。
僕も先述のFacebook・Instagram広告を含め、できる限りありとあらゆることをトライしていくなかで、そもそも即効性のある集客なんてないと考えるようになりました。
もちろん効率の良い悪いはあるでしょうが、「3日で100万円」みたいな甘い話はなく、集客は腰を落ち着けてじっくり取り組むものと思っています。(集客に困っている人ほど即効性を求めてしまうのは、本当に「甘い話」の功罪です)
なぜ集客に時間がかかるのかというと、当たり前ですが、人と人に信頼関係がないと、ものは売れないからです。そういう意味では、「集客方法は無限にある」なんて書いておきながらちゃぶ台を返すようですが、どんなやり方も、集客の入口に立つための方法に過ぎません。だから、ノウハウじゃないということ。
よほどの目に見える社会的実績や権威があればショートカットできるかもしれませんが、根本的に集客は時間がかかるものです。「長期的にやって当たり前」と考えて取り組み、そのなかで、自分にあった方法を知り、1つひとつ試していくことが大事なのではないでしょうか?
シンプルにやるか? やらないか?
集客は売上と並ぶ、大事な活動です。僕に言われなくても、いわずもがなだと思いますが。それでも、成果が目に見えづらかったり苦手意識があったりして、後回しにしてしまうものなんですよねえ。
以前、メンターの方から「自分は今月100人と会うと決めて活動していた」と聞いて、自身の甘さを思い知りました。ああ…自分はやっているつもりになっていた。自分のなかで「これはできる」「これはできない」と決めつけていたんだと。
【成果】が見えないなら、【ノルマ】ベースでもよかったんですよね。まずは。【100万円稼ぐ】も(そのために)【100人と会う】も繋がっていることで、「100万円稼ぐのは大変だけど、100人と会うなら自分にもできるかもしれない」と思えるようになりました。
もちろん、僕も人と会うのは苦手な方です。でも、集客も将来的に売上を作るための仕事ですから、やらなきゃいけない。シンプルに、やるか? やらないか?
分かっていながらできないのも、痛いほど理解できます。人の手を借りたくなるのも分かります。でも、人の手を借りても、結局最後は自分で効率のいい集客方法を精査し、信頼関係を作っていかなければいけないので、逃げ場はないんですよね。
少なくとも僕は、「苦手だから」と今やっている仕事を放棄したくはありません。まだやれていないことがあるなら、可能性が広がっているととらえて、トライするようにしています。
あなたはどうでしょうか?
まとめ
つくづく、集客=ノウハウではなく、集客=マインドセットだと思います。そういった意味では、自分を褒めて自分の仕事にもっと自信を持つことも大事で、「なんか嫌だなあ」ではなくポジティブなマインドで取り組むことが、何よりの特効薬なのかもしれません。
今回のまとめ
- 集客方法は無限にあるので、「これ」と決めつけないで、視野を広げること
- 集客はそもそもうまくいかないので、長期的に取り組む。大事なのは信頼関係
- やるか? やらないか? 成果ベースではなくノルマベースでもいいから、シンプルに「やる」こと
自分自身への戒めも込めて書きましたが、集客に苦手意識のある方は、参考にしていただけるとうれしいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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