【商工会議所の活用】創業期の販路拡大は地元の商工会議所を活用するのがオススメ!

ご覧いただきありがとうございます。マーケティングコンサルタントの大鹿です。

誰でもどこでもいつからでも、持てる才能を100%発揮するためのお手伝いをしています。

創業期、資金調達などお金の問題とともにもっとも懸念事項になることの1つが、販路の問題だと思います。

特に、以前勤めていた会社の基盤をある程度引き継げる場合を除いては、多くの起業家がイチから、いやゼロから顧客探しをすることになります。

そんなとき、力になってくれる場所の1つが最寄りの商工会議所。安価な年会費で入会でき、経営の相談に幅広く乗ってもらえます。もちろん、販路拡大についても。

商工会議所にどんな販路拡大の支援策があるのか、今回はお伝えさせていただきます。起業前後の方はぜひご参考のうえ、活用してみてくださいね。

ちなみにちょっと自慢ですが、僕・大鹿は地元・高松商工会議所に登録された、Web活用・マーケティングの専門家でもあります。

目次

商工会議所で相談できること

商工会議所は、あなたが事業を行なっている市・地域内にあれば誰でも入会することができます。入会にかかる年会費も非常に安価ですから、入っておいてまず損はないと思います。

(必ずしも会員にならなければすべてのサービスを受けられない、というわけではありません)

僕の地元・香川県高松市の高松商工会議所を例にとると、

  • 創業計画の立て方から必要な手続きまでのサポート
  • 後述する各種販路拡大のための支援
  • 事業承継や事業再生の相談窓口
  • 資金繰りの相談や決算指導
  • 各種セミナーの案内
  • 保険や共済制度の紹介

など、その活動は多岐にわたっています。

主催している創業塾の紹介や「小規模事業者持続化補助金​​」の申請補助なども行なっており、特に起業したてで右も左も分からない人にとっては頼りになる存在です。

他の地域は詳しく分かりませんが、高松商工会議所には創業者に特化した部署があります。少なくとも、あなたの最寄りの商工会議所にもそれに類する部署はあると思いますので、安心して足を運んでみてください。

全国の商工会議所会員が使える商談支援サービス「ザ・ビジネスモール」

商工会議所の持つ販路拡大支援の機能として、まず「ザ・ビジネスモール」という仕組みが挙げられます。ザ・ビジネスモールとは、日本全国530を超える商工会議所・商工会が共同で運営する商取引の支援サービスです。

全国の商工会議所約28万事業者が登録されており、サイト内での自社PRやビジネスマッチングに生かすことができます。利用にかかる費用・手数料はいっさいなし。

中でも、日本全国の事業者とWeb上でマッチングできる「ザ・商談モール」という機能はダイレクトに販路拡大に活用できるでしょう。

今、記事を書きながら案件を見てみると、「各大手ECモールにて販売できる商品のご提案をお願いします​」「国産・輸入果物、お菓子のインバウンド向け商品を募集中です」などの案件がありました。

比較的ものづくりに寄った印象を受けますが、各種専門家やWeb・デザイン制作の募集なども案件としてあるようです。毎日更新されているのでマメにチェックしてみるといいですね。

買い手が求める条件に沿って見積提案し、オファーがかかれば商談するという形で、やり取りを進めることになります。

商談会も開催されている

流通関係が多いようですが、バイヤーなど買い手に対して商品提案ができる商談会も随時開催されています。

これに併せ、商品をどうアピールすればいいか? 値付けをどうすればいいか?などの疑問・不安に対し、商談会に必要な知識やスキルを提供する、サポートがある場合も多いようです。

会員同士の交流会を活用しよう

事業者会員同士の交流会も、商工会議所主催で随時開催されています。人脈を増やす目的で活用するといいでしょう。

これも僕の地元・香川県を例にすると、商工会議所に登録された全会員が集まる交流会、参加者同士で新年の挨拶を交わす新春交流会などのほか、「部会」別にも共同勉強会や交流会が行われています。

部会とは、小売・卸売・サービス​​・建設など、事業ジャンルに合わせて入会できる集まりのこと。同業の知り合い・仲間を増やしておくことも今後の販路開拓に役立つので、顔を出してみてもいいかもしれません。

広告やプレスリリースの支援も

販路開拓とは違いますが、主に商工会議所が刊行している会報誌へ、記事中広告や折り込み広告などの形で広告出稿できるサービスも活用できます。

また、大手・地方新聞社、テレビ局や地元経済誌・タウン誌へのプレスリリース出稿を支援してくれるケースもあるようです。特に、地方ではまだまだメディアからの認知が強いため、話題性を期待できる商品・サービスがある場合は利用を検討してもいいですね。

(プレスリリースは、必ず記事として取り上げられるわけではないので悪しからず)

まとめ

今回は新規開業の方に向けて、主に販路開拓の面で商工会議所を活用する方法について解説させていただきました。

最後に1つ、僭越ながらアドバイスです。

新規開業時に困るのは販路開拓ももちろんなのですが、「そもそもお客様を知らない」ことが大きな課題になります。つまり、自分の商品を具体的にどこに提案すればいいのか? といったことです。

本記事でご紹介した「ザ・ビジネスモール」には企業検索の機能がありますし、商工会議所の会員に届けられる会報誌から地元企業を知ることもできます。

部会活動を通して横のつながりを増やすことも、地域のマーケットを知ることにつながるはずです。

ネット全盛の時代になっても、企業など見込み客情報を調べるのはなかなかに骨が折れます。それを商工会議所の機能を活用することでいくぶんショートカットし、見込み客リストの作成に役立てられるわけですから、利用する価値はあると思います。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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