香川県高松市を拠点に、「地域集客サポーター」として活動している大鹿です。
目標を紙に書き出せば実現する…とはよく言われるところですが、ただ書き出すだけでは叶いません。(そりゃ、そうですよね? 書き出すだけなんだから)
目標に向かって着実に距離を縮めていくには、常にそれが脳の隅っこにある状態を作り、日々の行動に落としていくことが必要だと思います。
今回は僕自身が実践している、目標を毎日10個書き出すという方法をご紹介します。事実、このやり方で実現した目標もあるので、「目標設定のメソッドが分からない」という方の参考になればうれしいです。
毎日10個、手にしたい未来を書き出す
目標、言い換えれば「手にしたい未来」を10個書き出せるでしょうか? 行動ベースではなく、叶えたいものでOK。
毎月○○万円売上を上げる。新しい事業をスタートさせる、子どもの頃から乗りたかった憧れの車を買う…いろいろな未来・夢がありますよね?
10個書き出すのは、いま想像されているより思い付かないかもしれません。
でも、実はこの目標とあの目標がつながっていることが分かったり、「10個出す」という強制力を働かせることで、無理だと思ってしまっている自分のブロックを外したりすることができます。
欲張って出してもいい。僕も、近く感じられる目標もあれば、まだどうやって実現すればいいかも分からない夢もあります。
そして、これを毎日、毎日できなくても2日に1回くらいのペースで書き続けてみてください。
最初に書いた翌日、面白いくらい前日の目標を忘れています。
だから、毎日やる。
毎日書いて目標と向き合うことで、思い描いている未来が日毎に鮮明になり、書き方も変わってきます。1週間も続ければ、他人に迷いなく目標を伝えられるくらい、読みやすいものになっていることがわかるはず。
また後ほど詳しくお伝えしますが、目標を暗記できるくらい毎日続けていくと、日々の行動まで変わっていきます。
その1つが実現すれば他のすべても叶う「一番の未来」はどれ?
10個の目標は、いまはおぼろげでも、期日を明記しておくといいです。行動ベースに落とし込んだとき、目標期日に向かって何を最優先でやればいいか? 頭にスイッチが入るから。
次に、10個出した目標のうち、「この一つが実現すれば他もすべて叶う」という「一番の未来」にチェックを入れてみてください。
たとえば、「子どもの頃から乗りたかった憧れの車を買う」という目標に対しては、「毎月○○万円の売上を達成する」という目標が叶えば、実現しますよね。
あれもこれも頭に抱えたまま目標に向かって行動するのは非効率ですが、このように考えると、さらに最優先の行動を絞り込むことができます。
僕自身このやり方を続けてみてメリットと感じるのは、行動することが目的になるような本末転倒なことにならず、「結果が出る結果」にフォーカスできること。
結果に照準が当たることで、なんとなく目標を書き出して三日坊主で終わる…ということが三日以内になくなります!
暗記できるくらいまで頭に刻んで行動する!
「一番の未来」にチェックを入れたら、今度はそれを達成するための行動=やるべきことを書き出していきます。
ここで書き出すのは、1日少しでも、目標に近づくための行動。小さくてもいいです。当然、行動していれば日々書く内容も変わっていきますし、「未来」を書き出したときと同様、日を追うごとにクッキリ明確なものになっていきますから。
進捗管理は、さらに手帳などスケジュールを書き込めるものに落とし込んでいけばいいと思います。
今回お伝えしている方法では、毎日毎日、暗記できるくらいまで目標と行動を頭に刻むことが大事! 常に目標が脳の隅っこにある状態になれば、行動がガラリと変わっていきます。
実現するために何をすればいいか? 結果にフォーカスするためにすべきことは? 考え方が変わっていきます。
僕は自身の取るべき行動が明確になったおかげで、結果につながる最善の準備を行い、実際に0から仕事を獲得できたことがありました。
それに、目標と行動を頭に刻みこむことができれば、それ以外のノイズ(障害となる要素)をどんどん削減できるようになります。
たとえば、ダラダラTVを見るとか。息抜きで観るぶんにはもちろんいいですが、「結果」の障害になることを脳が察知すると、自然とシャットダウンできるようになるのです。
まとめ
今回は、目標と行動を一致させ、手にしたい未来までの距離を、着実に縮めるための方法をお伝えしました。
先にも書きましたが、毎日10個の目標を書き出すのは、思っているより難しいです。でも見方を変えれば、まぶたを閉じればいつでも浮かぶような目標でないと、実現なんてほど遠いともいえる。
- 毎日目標を10個書き出して向き合うことで、思い描いている未来が日毎に鮮明になる
- 「この一つが実現すれば他もすべて叶う」という「一番の未来」にチェックを入れ、「結果が出る結果」にフォーカスする
- 「一番の未来」を実現するために、1日少しでも、目標に近づくための行動をする
暗記できるくらいまで、目標を頭に刻む。シンプルです。「毎日」「10個」という強制力を働かせて、どんどん脳に暗示をかけていきましょう!
僕もまだまだ道の途上ですが、あなたの目標達成を応援しています。お読みいただき、ありがとうございました!
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