香川県高松市を拠点に、「地域集客サポーター」として活動している大鹿です。
お店の宣伝・PRに、TwitterやInstagramといったSNSを活用されている店舗様は多いことと思います。
しかしながら、
- なんとなくやっているけど、SNSの正しい活用方法が分からない
- この投稿は好評だったのに、この投稿は反応が乏しかった
- 時間を割いて投稿しているわりに、効果を感じられない
こういったお悩みはないでしょうか?
SNSッテムズカシイ・・・
今回は、SNS活用で上記のようなお悩みをお持ちの店舗様に向けて、今日からでも実践できる改善方法を1つ、お伝えさせていただきます。
投稿内容を工夫するでもない、投稿回数を倍にするでもない。けれど簡単に投稿の反応アップが期待できること。「時間の習慣化」です。
今回お伝えする手法は、ある程度フォロワー数がいるものの、反応にブレがあって集客に生かしきれていないという店舗様がターゲットです。そもそもフォロワー数が少ない店舗様では、活かしきれない場合があります。
「いいね」が少ないのは、単に見られていないだけかも?
この投稿はフォロワーさんからちゃんと『いいね』が付いたのに、この投稿は反応が乏しかった
そういったとき、投稿内容がフォロワーに響くものではなかったという原因も、もちろんあります。
しかし、まず疑ってみていただきたいのは、「そもそもあなたのフォロワーが、積極的にSNSを見ている時間ではなかった」、要は「単に見られていなかった」という可能性があることです。
たとえば、Twitterにはリツイートという機能があり、過去に投稿(ツイート)した内容を、再度タイムライン上にアップすることができます。
昼間に反応が乏しかった投稿も、夜リツイートしてみたら「いいね」がいっぱいついたということも、ザラにあります。
一般的に日中は仕事をしているユーザーが多いため、昼間は12〜13時くらいを除き、反応が悪いケースが多いです
ですからまず、あなたお店の投稿が何時頃によく見られているのか? テストをして反応を取ってみるといいでしょう。
繰り返しますが、あなたの投稿の反応が乏しいのは、「単に見られていない」可能性もあることを、覚えておいてください。
簡単な反応テストのやり方
たとえばTwitterなら、まさにリツイート機能を使って、同じ投稿を複数の時間繰り返しアップしてみると、反応の良し悪しが分かりますよね。
Instagramにはリツイートに似た機能はありませんが、過去の投稿と同じ内容を、別の時間に再投稿してもいいわけです。
あるいは、飲食店を例に挙げると…
当日のランチを告知する投稿を、ある日は朝9時、またある日は朝10時、そのまたある日は朝11時と、日によって時間別にアップして、テストしてみてもいいですね。
なぜ、「時間を習慣化」するのか? →TV番組と同じ
あなたの投稿の「反応が取れやすい時間」がおおよそ把握できたら、毎日徹底的に、その時間に投稿してみましょう。
たとえば、今まで毎日約3回の投稿をしていたけど、投稿時間がバラバラだった。できるときにやっていた。というなら、
朝は午前9時に1回、昼は正午12時に1回、夜は午後8時と、投稿時間を決めてしまう。
だからといって1日2日では、反応は変わらないでしょう。1週間でも、変わらないかもしれない。
しかし続ければ…絶対にやらないよりやった方がいいことです!
ここで実践している試みは、毎週楽しみに待っているTV番組と同じこと。
TV番組って、毎週夜9時放送と時間が決まっているからこそ、期待して次の週を待ちますよね?
早くドラマの続きが知りたいよー
「時間が習慣化」されているからこそ、人は期待して待つ。この効果を、SNSでも作り出すわけです。(もちろん、最低限「読まれる」投稿内容であることは必須です)
- そろそろ、あのお店のツイートが流れてくる頃だな
- 毎日楽しみにしているあのお店のツイート、見逃していないかな?
と、フォロワーを期待させる仕組みを作りましょう。仕組みと難しい言葉を使いましたが、「時間を習慣化」させるだけです。
これができれば、あなたの投稿を期待していたユーザーが、「待ってました」とばかりに反応してくれる可能性が高まります。
マーケティング用語で「タイムシェアを奪う」
ちなみに、「TV番組の放映時間を期待して待っている」「ついつい誰かのSNSを見てしまう」という状態を、マーケティング用語で「タイムシェアを奪われている」というふうに表現します。
タイム=時間を、シェアを奪われている=支配されている、といったイメージ。
表現は悪いかもしれませんが、この考え方を持っておくと、あとあと宣伝・PRの場面で役に立ちますよ
この場合、ユーザー目線で「奪われている」と書きましたが、今度はあなたが「奪う」方になることを意識してみてください。
SNS活用における「時間の習慣化」は、「タイムシェアを奪う」ための1つの手法です。
投稿する時間を決めたら、案外気もラク(習慣化しよう)
でも営業の合間に、時間に追われて投稿するのって、なんかツラいなあ
と、思われたかもしれませんが…
漠然と「1日3通投稿しなきゃ」と考えて追われるより、あらかじめ投稿する時間を決めてしまった方が、案外気がラクかもしれませんよ。
最初は辛いかもしれませんが、「この時間に投稿する!」と決めれば、徐々に習慣になっていくものです。
決めるか? 決めないか? です
それに、「時間の習慣化」に取り組んだ結果、フォロワーからの反応が増えて、来店数も増えてくれば、やっぱりうれしいですよね! やりがいを感じられるはず。
Twitterには予約投稿ツール『SocialDog』も
なお、Twitterには、『SocialDog』という、投稿時間を事前予約して発信できる無料ツールがあります。
Twitterアカウントさえあれば手軽に導入できるので、こういったものを使うのも、「時間の習慣」を作るための1つの手ですね。
ただし、いまのTwitterユーザーは投稿内容に敏感で、機械的にセットされた文章を本能的に拒絶する傾向があります。Twitterの強みはあくまでリアルタイム感であることも頭に入れて、導入を視野に入れてください。
個人的には、完全予約はオススメしません。使っても半分くらい
まとめ
今回は、SNSの反応が乏しいとき、簡単に改善が期待できる手法「時間の習慣化」についてご説明してきました。
あらためて要点をお伝えすると、
- 反応が取れる時間はいつなのか? テストしてみる
- 反応が取れる時間に、投稿を「習慣化」してみる
- 「時間を習慣化」して、フォロワーを「待ってました」状態にさせる
最後に1つ、注意点があります
フォロワーさんはAIではなく、れっきとした人です。一時「時間の習慣化」によってSNSの反応が高まっても、徐々に落ちていくことは間違いありません。
人間だから、ほかのお店に興味を奪われたり、趣味嗜好が変わったりして、見なくなるかもしれない。
反応に変化が感じられてきたら、再度反応が取れる時間をテストする必要がありますし、もしかしたら、投稿内容そのものがマンネリ化していることが原因の場合もあります。
本気でSNSを使い続けようと思ったら、常にテストと改善が欠かせないことを、覚えておいてくださいね。
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