【革新企業はみんなやってる】あなたの価値を書き換える物語の力

『Narrative and Numbers』という洋書の要約を、オーディオブックで聴きました。

いわゆる企業革新、イノベーションの考え方について書かれたものですが、いち起業家としても非常に役立つ内容があったので、今回はシェアさせていただきます。

主題はズバリ、

あなたの事業の背景にある「物語」を書き換え、「市場価値」を高める

ということです。

どういうことなのか? 具体的にお伝えしていくので、最後までお楽しみくださいね。

目次

あなたの物語は何?

物語を「書き換える」とはどういうことか? を説明する前に、まずお聞きします。あなたのビジネスの背景には、どんな物語があるでしょうか?

誰しも、こういう理由でこのビジネスを始めた。こういった想いがあって始めた。という物語があるはずです。

たとえば、Apple社にはかつて「テクノロジーとアートの交差点に立つ」というビジョンがあったそうです。

これは若き日の創業者スティーブ・ジョブズが、テクノロジーに魅了される一方、カリグラフィー(西洋の書道のようなもの)にもシンパシーを感じていたために、「見えない部分まで美意識が行き届いたプロダクトを作る」という理念に変わったものです。

起業の理由と、それを表現した想いやビジョン。たとえAppleほど崇高なものでなくとも、何かしら心の奥にあるのではないかと思います。

この先を読み進める前に、一度とどまって洗い出してみてください。OK?

物語を書き換えるとは市場を書き換える試み

さて、物語を書き換えるとは言葉そのまま、前段で洗い出していただいたあなたの物語を別の形に上書きすることです。

ですが、言葉尻を変えたりやみくも方針転換をしたりということではなく、「市場」というものを起点にアップデートしていきます。

分かりやすい例が、サバに特化した料理や商品で知られる「SABAR」(サバー)という会社。もともとはイチ海鮮居酒屋だった「SABAR」ですが、サバに特化し、さらに商社機能を持つようになります。

「SABAR」のサバ缶は僕も食べたことがありますが、見た目もそれまでの缶詰にないような欧米風のお洒落感があり、レモンバジル味やアクアパッツァ味など、それだけで食卓が成り立つようなグルメ缶詰となっています。

根強いファンがいることでも知られていますが、これをもって「SABAR」は海鮮居酒屋とから「サバ商社」へと物語を書き換えました。そしてそれにより、飲食の市場からグローバルな流通市場へと、立ち位置を書き換えたのです。

さらに現在ではITの分野を取り込み、「クラウド漁業」なるコンセプト(つまり物語)で、市場を拡大し続けています。

とても、分かりやすい例ではないでしょうか? もう1つ、誰もが知っているソフトバンクも、もともとはパソコン用のパッケージソフトの流通会社でした。

それがインターネットの市場に進出し、今や携帯電話市場の押しも押されもせぬ代表格。さらに現在ではIoTや医療の分野にまで手を伸ばそうとしています。

これも、市場を書き換えることを目的とした、物語の書き換えですね。

目的は市場価値を高めること

物語を書き換える目的は、単に戦う市場を変えるというより、あなたやあなたの会社の市場価値、評価を変えるためです。

先述の「SABAR」の例では、飲食の市場からより規模の大きい流通の市場へ立ち位置をシフトすることによって、「この会社は今後も成長性がある」と世間に表明することができます。

この変化の過程で具体的に何があったのかは知りませんが、市場規模の拡大を表明することで、より多額の資金調達が可能となったり、マスコミの注目度が高まったりしていったことでしょう。

オンライン書店から始まったAmazonもまさにそうですが、成功する書き換えの背景には、市場というある種何よりも客観的な視点があります。

「異業種を真似ろ」とはよく言われることではありますが、ただ異業種のモデルを研究するだけでなく、市場規模はどうなのか? どんなトレンドがあってどんな成長性があるのか? を考えると、より具体的に、自分たちの可能性を広げることにつながりそうですね。

周囲が応援してくれる物語を考えよう

さて、先ほど書いた通りですが、物語と市場の書き換えの目的は価値を高めることです。価値を高めるためには、高い価値があると世間に認識してもらわなければなりません。

すなわち、応援される事業をすることです。応援されるための、魅力的な物語を考えること。

思わず応援したくなる会社ってありませんか?

前述のAppleなどはまさにそうだと思います。新型iPhoneが出るたびに、Apple Storeに長蛇の列ができる様がニュースで放送されたりしますよね。

ユーザーに価値以上の価値を届け、チャレンジを続けている会社には、魅力的な物語(ストーリー)がありますし、応援したくなるものです。

そこまでいかなくても、地域の飲食店などの応援したくなるお店には、何かしら心を惹かれ、「この店に通いたい」と思える物語があるはずです。

また、クラウドファンディングなどがまさにそうですが、ひとつ上のステージを目指すために応援されるシナリオを考え、資金調達を狙う試みもありますよね。

今一度、自分にとっての物語と、移すことのできる市場はないかどうか? そのためにどういう物語を描けばいいか? 考えたいものです。

僕自身も、ひとりの起業家として非常に刺激を受けました。

まとめ

いやあ、革新的な企業は物語を書き換えて価値を高め続けていると、この『Narrative and Numbers』の見解を聞き、改めてビジネスって面白いな! とワクワクしました。

ポイントは、繰り返しますが「市場」という軸から物語を再構築すること。

あっちいったりこっちいったり…のような一貫性がない物語は逆効果ですし、やはり「美しいものを作り世界を熱狂させる」というAppleのような、芯のある理念も大事なのではないかと思います。

今回書いたことが、今後のあなたのビジネスを成長させるヒントになればうれしいです。

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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