ご覧いただきありがとうございます。マーケティングコンサルタントの大鹿です。
2022年はどんな1年だったでしょうか?
僕は2021年の10月に起業して、1年と少し。昨年は【ご縁】に恵まれた年でしたが、今年1年を表現するなら月並みですが【前進】という言葉がふさわしいように思います。
それほど、自分が関わることのできる仕事の領域が大きく広がりました。1年前は想像もできないほどです。
2022年に得られたことは、主にこの通り。
- 事業づくりに携わる経験
- パブリックスピーキング力
- 何事もテスト思考
- 手帳の活用
- 課題発見力
5月からセミナー講師活動を始め、それこそ最初の2ヶ月間は週1〜2回のペースで続けました。繰り返し人前で話すうちに気づいたのは、『教育』=『今日行く』の精神が大切だということ。(洒落っぽいのはご容赦を)
聞いていただいている人に、「今日その日、どれだけ持ち帰っていただく」か。情報のシャワーを浴びせて煙に巻いて「なんか良いこと聞いた」で終わっては、参加者にとっても講師にとってもタメになりません。
セミナー活動は、人に物事を伝えるとはどういうことなのか? を改めて考える大きなきっかけになりました。
この場を借りて、僕のセミナーにご参加いただいた皆さま、また講師として招いていただいた方々、本当に感謝です。対外的にも誇れる、大きな実績になりました。
まだまだキャリアとしては浅いですが、この半年ちょっとの期間で、パブリックスピーキングの質はどんどん変わっていると思います。
今以上に、自分の生かせる武器になると確信して、2023年は今年以上に数と質にこだわって開催していきます。
また今年は、補助金の事業計画書作成という仕事に、多数関わらせていただく機会を得ました。入口とはいえ、「事業づくり」に携わる貴重なブレイクスルーになったと思います。
関わったすべてがいい結果になれば良かったのですが、万事がうまくいくことはありませんね。もちろん自分の力不足もありますが、説得力がなく「絵に描いた餅」のようになってしまった事業もあれば、途中で断念せざるを得ないものもいくつかありました。
事業とは突き詰めれば、人や社会の課題を解決することで、価値に変わる行いのことですよね。想いやこだわりも大事だけれど、それだけでは足りない。
光る事業というのは、誰の目にも明快で分かりやすい「悩みの解決」でしかありません。それ以上でもそれ以下でもない。
現代は情報があふれ過ぎていて、何が価値あるものなのか? 何を選べばいいのか? が分かりにくくなっているように感じます。物事はどんどん複雑化していますし、テクノロジー偏重な感も否めません。
僭越ながらそんな時代だからこそ、「シンプル」に立ち返ることが大事だと思うんですね。すなわち、誰かの「悩みの解決」に立ち返ることです。
自分は、いったい、誰に役立てるのか?
11月に登壇させていただいたあるイベントで、ひと言で自分を説明しようとするにあたり、実はとても困りました。想像もできないほど仕事の領域が広がった反面、「な、何者だったっけ? オレ?」という贅沢に悩まされたのです(笑)。
そこで、シンプルに立ち返りました。ズバリ僕・大鹿とは、『サービスを届ける人』。
サービスとは、「奉仕」「貢献」「役に立つこと」といった意味を持っています。まさに「悩みの解決」ですよね。
僕の信条は、「専門性を持った町医者」です。なんだかいろんな言葉が飛び交って申し訳ないのですが、僕が定義する町医者とは、「一番に悩みに寄り添える人」です。
寄り添って自分で解決できればよし。できなければ、すみやかに大学病院に紹介する。
ただ、それだけではプロとして欠けますから、自分自身も大学病院に匹敵する、いくつかの専門性を備えている。そんな形が理想。そして、徐々に理想に近づきつつあります。
誰かが誰かの役に立つことは、それほど難しいことではないと思います。世の中が、堅っ苦しく難しくしようとしているだけです。
大事なのは、考え方と視点。
「仕事とは悩みの解決だ」「町医者になろう」とお伝えしても、ピンと来ていない人が多いのも実は分かっています(笑)。「ピンと来ていない!」と感じる場面が、実際にあったから。これはもう力不足ですね。
本当はいいわけじゃないのですが、いいんです。多くの人と関わり、多くの考え方と視点に触れることが、何よりも価値のあることだから。
「大鹿ってやつが、なんかいっていたな〜」というくらいで、記憶に留めておいていただければ幸いです。
僕は僕で、いつも貴重な考え方と視点を授けてくれる方々に感謝を伝えます。
2022年もありがとうございました! 2023年も、よろしくお願いいたします。
大鹿一也
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