香川県高松市を拠点に、「地域集客サポーター」として活動している大鹿です。
あなたは、どんな肩書きで仕事をされていますか? 飲食の方ならシェフ、整体の方なら整体師、あるいは「代表取締役社長」が肩書きの方も、いらっしゃると思います。
肩書き=職業・立場という考え方は、非常に具体的で分かりやすい。しかしその反面、肩書きという「枠」にハマっているかもしれません。
目につく意外性という意味でも、肩書きにはもっと自由度があっていいと思っているので、今回は肩書きについての僕の考えをお伝えさせていただきます。本記事をお読みいただければ、言葉1つで自分自身のビジネスの可能性を広げられるということが、ご理解いただけると思います。
肩書き1つで、知らず知らず自分に蓋をしているかも?
僕はかつて編集者をしていたのですが、そのときの肩書きは確か「編集・ライター」(と、会社の名刺に印刷されていた)。その後、営業をしていた頃は、「◯◯部」(だけ)、「◯◯部主任」とか。
今思い返せば、「編集・ライター」という仕事は僕の原点であり、『関わる人の大切にしたいモノ・コトを(言葉で)形にする』という今の自分の理念にもなっています。
営業にしても、モノを売ってくる仕事のように思われていますが、本来はビジネスの原点である『人の悩みを解決する商品・サービスを提案する』仕事のはず。
しかし、肩書きの持つイメージ1つで「企画を考えて・取材をして・文章を書く人」「モノを売ってくる仕事」という職業ベースの枠に収まってしまっている。
これって、先入観にとらわれているということですし…肩書き通りに生きるということは、自分で自分の可能性に蓋をしていると思いませんか?
自分だけの肩書きを作れば、ビジネスの可能性は何倍にも広がる
たとえば、僕自身まだまだ改善の余地ありと思っているのですが、このブログ上では「地域集客サポーター」という肩書きを名乗っています。
この肩書きには、「地域でビジネスをされている方々の魅力・価値を届けるサポートをしたい」といった想いを広く込めました。「集客」というのは、僕のお客様になるであろう方が求めている、1つの分かりやすい言葉だったから入れています。
ただ、僕の分野でいう「Webマーケッター」とか「コピーライター」といった職業ベースで捉えてしまうと、自分で自分の可能性を狭めてしまうと思いました。
たとえば、お客様の集客に関わる手段は流行りのSNSだけじゃなく、チラシなどの古典的ながらリアルな手段だって有効です。そもそも「選ばれる存在」になるためには、信用を作る仕組みというものを作っていかなければなりません。
そのためには、お客様のことを知り、強みというものを見つけてそれを表現することこそが、僕のミッションなのだと気づいた。
スキルや手段ありきではなく、お客様に貢献できることは何か? といったことから考えると、先入観にとらわれず、可能性を広げることができます。逆にスキルや手段ありきになってしまうと、その枠のなかだけでしか、人に提供できる価値を考えられない。
これってもったいないと思いませんか? 人間にはいろいろな可能性があるのに。いくつからだって、可能性を広げることはできるのに。
あなたの可能性は、一般的な肩書きという概念ではなく、あなた自身が決める肩書きによって広げることができるはずです。
はじめに言葉ありき。肩書きの考え方
では、自分の可能性を広げる肩書きはどう考えるのかというと…
- 誰に?
- どんな豊かな未来を提供できるか?
という点です。まずは肩にはまらず、「言葉」から考えていく。
シェフはシェフでも、誰にどんな未来を見せられるシェフなのか? どんな未来を見せられる整体師なのか? どんな未来を目指す企業の代表取締役社長なのか?
たとえば、「豊かな食の記憶を作る」というのがシェフの想いなら、その手段はイタリアンや和食だけにとどまるものではないかもしれない。いままで使ったことのなかった食材を使い、自分の可能性を広げるきっかけになるかもしれない。
それこそ、成長ですよね。言葉次第で、あなたのやっているビジネスは事業そのものが拡大するし、他人に真似されないものになっていくし、あなたの考え次第で、あなたが生きている限り成長し続ける。
ひょっとしたらあなたが亡くなって、肩書きを通して、誰かがメッセージを受け継いだあとも。そう考えると、肩書きの持つ力って、強力ですよね。
さて、枠を取っ払って、あなたが提供できる肩書きはなんでしょうか?
まとめ
今回は、肩書きというたった数文字の言葉が生み出す可能性について、お伝えしてきました。
本を読んでも映像を見ても、1節の言葉・セリフが人の人生を根本から変えることがあるように、言葉1つで、人の価値観は変わります。価値観が変われば、提供できる価値が変わる。
- 肩書き1つで自分に蓋をしてしまうのはもったいない
- あなたの可能性は、一般的な肩書きという概念ではなく、あなた自身が決める肩書きによって広げることができる
- 「誰に?」「どんな豊かな未来を提供できるか?」のステップで、あなただけの肩書きを発想する
もしあなたが日々にマンネリを感じたり、この先の事業に漠然とした不安があったりするのなら…それは言葉1つで、変わるかもしれません。
もちろん、日々少しでも新しいことに触れないとそのきっかけすらつかめないと思うので、仕事・仕事じゃないは抜きにして、体験を増やすことをオススメします。
または、曲がりなりにも言葉を売る商売をしているので、僕がご一緒に考えます笑。お悩みであれば、いつでもご連絡くださいね。お問い合わせフォームからお気軽に。
ではでは。
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